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[Tool Storage In The Autumn Rice Field]

稲刈りあと、すぐに彼岸花が次々花を開き出す頃というと、

運動会の季節。

実はこの農具庫は自分の小学校の通学路にあるもの。

秋分の日、小学校の運動会を終えての帰り道、

そばの田んぼから稲の刈り後のあの香ばしいような懐かしい香りは、

そういえば小学生の時から毎年懐かしんでいたような。

匂いの記憶の想起力、懐かしみ、は独特な。


ところで、
当時から古錆びた存在だったこの農具庫。

今でも変わらずあって、ちょっと感慨。

しかしこの農具庫、元がなんなのか、大人になって見てもまだわからない。

田んぼのそばにある農具庫は、各農家で色々で、トラックのコンテナだったりすることが多いかな?

これもある種、コンテナに見えるけど、多分昭和40年代の古コンテナということだろうか?

ブロックで作った台の上に乗っかって、半世紀近くなんら変わらず存在するこの農具庫。

経過を知るものからすると、もはや小さな威厳すら感じる存在感。



[Tool Storage In The Autumn Rice Field_秋の田圃の農具庫]
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