油彩スケッチは下絵中

新シリーズを仮に「SHIKISAI」と呼んでいましたが

「A UN」にしようと思います。

「SHIKISAI」と呼んでいたのは風景、光景を色彩に捉えて描きたいと思うからでしたが、そういう意識であっても、なかなか思うような色彩を描き出せません。

理由は、「色彩」と名乗れるほどに美しい色彩を油彩で表現するのが非常に難しいからです。

アートとして色彩を表現するなら、自分には油彩以外の表現の方が良い気がします。

けれど、油彩から離れたくない意識が強く、筆でイメージに叶うようなやり方を考えてしまいます。

もしかしたら「色彩」は副次的で、意識は別にある方が良いのかもと考えてみました。

描くときに意識しているのは、考えてみると「雰囲気」かも知れません。
具体的な風景を見て着想するルールだけど、表現するものは具体的に形のない言うなれば「雰囲気」だからです。

つまり「油彩でスケッチしたい」=「風景、光景を色彩に捉えて描きたい」のは「”色彩”ではなく色彩感覚で捉えた”雰囲気”」という捉え直しです。

そう考えたときに初めに思いついたのが「A UN(阿吽)」です。

ちょうどシリーズ名はKOBANみたいに世界共通語になりそうな日本語にしたかったので、ちょっと大仰だけど、そうしてみます。

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