文章も加筆修正

引き続き、油彩スケッチのいくつか加筆修正する合間、

文章の方も編集、推敲中。

投稿時はひとまず書いたという感じのものも多いので、大幅編集、追加が込みの推敲作業。

制作時から時間が空いている分、これも作品同様、新たな気持ちで客観できるところがあって、その新たな気持ちが新鮮。


note投稿のため、毎日なんらか文章を書いているし、その前からも文章を書くのは好きだけれど、この頃の思案どころは”句読点”。

その昔、文章を書き始めた頃は美的観点?から句読点をつけないスタイルだったが、そのうち「。」が好きになり、句読点の便利さも理解するようになって、しっかり句読点をつけるようになって久しい。

しかし世間的にはツイッターなどの影響もあると思われるが句読点がない文章が多くなっているのを顧みないわけにもいかない気がする。

今回製本する文章は詩みたいなものなので、句読点なしで行くつもりだが、それならそれで文体も微妙に変わる。

や、文章内容によっては視点から全く別物になるものもある。

そうなると当然、伝わるものも変質するように思う。

そのため今や、句読点を使うなら”句読点のない文章”を念頭に、”なぜ句読点をつけるのか”というこれまで当たり前すぎて顧みられなかった価値に新たな裏付けが必要になってくるようになったと思う。

文化もアートも常にカウンターの積み重ね。

文章においても、そうやってこれまでの価値を常に捉え直す作業が生まれるのは温故知新、面白くてむずかしい。


句読点のある文章から句読点を無くすという作業は、文章の内容こそ同じでも、その風合いみたいなものは全くのリメイクになりそう。

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