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経営者は孤独なのか、孤独と言われる理由と解決する方法とは

常に最前線で戦っている経営者には悩み事が尽きない。
その中でも深刻と言われるのが「経営者=孤独」という悩みだ。どれもが一度は聞いたことがあるだろう。なぜ経営者は孤独を感じるのだろうか。
そこで今回は経営者が孤独と言われるその理由とその悩みの解決策を紹介していこうと思う。

<経営者が孤独と言われる理由3つ>

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経営者が孤独と言われる理由 ① すべての決断が自己責任となる

経営者は日々様々な局面で決断を求められるものだ。その決断が時には会社の運命を左右することもある。
たとえ優秀な社員を雇っていたとしても最終的な決断は経営者が行うことになり、もしその判断が誤っていたら最悪の場合、雇っている大切な社員の生活を壊してしまう可能性もあるのだ。
そんな大きな責任が課される経営者という立場だからこそ「自分がしっかりしなければ」とう一心で孤独を感じてしまう人が多いという。

経営者が孤独と言われる理由 ② 悩み事を相談できる相手が少ない

経営者と言えどもあくまで一人の人だ。多かれ少なかれ悩むことはある。
本来であれば自分一人で解決できないことに関しては周りの人に相談をしてアドバイスや助けを乞うものだが、経営者が会社の悩み事を誰かに相談するということは極論「自社の情報を外に渡す」ということになる。
また、社内の人間に相談するにしても会社の課題や業務内の悩みを誰にでも話せるものではない。ましては容易に弱音を吐けるような関係性を構築するのも容易いことではないのだ。

経営者が孤独と言われる理由 ③ 裏切られる可能性がある

経営者は常に裏切りとの背中合わせである。
全幅の信頼をおいていた社員から裏切られて人を信じることが難しくなった経営者も多くいる。また、それは社員だけに留まらない。
大きな責任を抱えている経営者だからこそ裏切りを恐れ、人一倍大きな警戒心を持って人に接しているのだ。
どうせ信じても裏切られる」。この気持ちが蓄積することによって経営者はより一層孤独を感じやすくなるのでないか。

<経営者が孤独を感じた際の解決方法3つ>

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経営者が孤独を感じた際の解決方法 ① 経営者仲間を作る

孤独を感じた際に有効なのが腹を割って話せる相手を見つけることだ。
経営者の多くは同じ悩みを抱えている人が多い。同じ立場の相手と悩みを共有することで解決のヒントとなる的確なアドバイスをもらえたり、気持ちが和らいだりすることが多いのだ。
しかしこの方法は同じ業界の経営者同士だと話が別だ。同じ業界の経営者同士だと利害関係の問題が発生しかねない。お互いの腹の探り合いで悩みがより悪化し、より孤独になってしまう可能性があるので注意しよう。

経営者が孤独を感じた際の解決方法 ② 大切な人との時間を確保する

経営者は仕事とプライベートの時間が混在し、自分の時間が確保できないことがよくある。
時にはパートナーや友人、家族などの親しい人とのたわいもない時間を作ることも経営者が孤独を感じづらくなる方法の一つだ。
また、大切な人に話を聞いてもらうことで、悩みなどへの直接的な解決にはならなくとも気持ちの部分で蟠りが解消することにつながる。
時には仕事と少し離れて大切な人との時間を確保して本来の自分に戻ることも感じていた孤独を払しょくするためには必要だ。

経営者が孤独を感じた際の解決方法 ③ 仕事以外で打ち込めるものを見つける

よく「経営者は仕事が趣味」という言葉を耳にする。
本当に仕事が好きで仕事のこと以外考えたくないという人であればこの考えも良いとは思うが、仕事に打ち込むことによって孤独を感じている経営者は、仕事以外に打ち込めるものを見つけることも大切だ。
今や趣味にできるものはとても幅広い。自分に合うものを見つけて仕事に疲れたときに没頭できるものを用意しておくだけで孤独とは程遠い生活になるだろう。

「経営者=孤独」は間違いではない、だが自分次第で解決することができる

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経営者は責任ある立場であることから、より孤独を感じやすいものだ。だが、考え方や行動を見直すことでその孤独はいくらでも解消することはできる。
大切なのは「一人で抱え込まないこと」「仕事のほかにも心のよりどころを作っておくこと」。
これを心に留めておくだけで今まで孤独を感じていた自分に少しずつ変化が出てくるだろう。

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