エッセンシャルオイルの品質について
エッセンシャルオイルを使うにあたって大事なこと
それは純粋で安全で品質の高いものを選ぶこと。
セラピー効果を得ようと思ったら、これが欠かせません。
市場にはたくさんのエッセンシャルオイルが出回っています。
なかには混ざりものが多いものも・・・・。
極端に安い精油などは、人工香料を合成して作られていることもあることを頭においておきましょう。
こんなことがありました。
ネットのリサイクルのような所で購入したものの中に、中身がまるで違うものが入っていたという報告を聞いたことがあります。
他にも一般では市販されていないオイルを販売しているところから購入したものに、あきらかに薄められていた、なんてこともあったりするとのことです。
全部が全部ではないでしょうが、信用のおける所から購入したいものです。
植物の生命力がつまった生活の質を高める助けとなるオイルは、花やつぼみ、種、樹皮、葉、茎、果皮などの細胞内にある「油のう」という小さな袋の部分にあります。
植物特有の香りやその作用があります。
合成香料を加えたアロマオイルやポプリオイルなどは十分な作用が得られません。却って、人体への働きが異なってしまう恐れもあります。
エッセンシャルオイルの品質を決める要素
1.原料である植物の品質
同じ種類の植物であっても育つ土地や気候によって、それぞれ違いがあります。また、有機肥料を使っている、いないなども関係します。収穫の時期や方法などでも異なってきます。
微妙ですね!
2.抽出の方法
エッセンシャルオイルの抽出法は植物によっても変わりますが、水蒸気蒸留法で行われることが多いようです。
これらは、芳香成分を引き出す抽出時間や圧力などそれぞれ違ってきます。
現代のオイルのほとんどは素早く大量に生産するための方法(高圧、高温、急速加工)が取られていることが多いようです。
蒸留過程で合成香料の化学溶剤を使うと香りが良くコストが安価になります。しかし、その半面植物が持つ有用性が失われることになります。
3.原料になる植物の生育地
国が違うとオイルの作用も違ってきます。栽培方法、抽出方法によっても違います。その植物のフィトケミカル(植物化学成分)の含有量が品質を決めます。
アメリカとフランスで同じ植物でも作用に違いが出るのです。
エッセンシャルオイルってデリケートですね!
だから抽出には高い技術が必要なのですね。
そして心と身体の健康のために高い純度のものを使いたいですね。
ではどうやってエッセンシャルオイルの純度や品質を見極めたらいいのでしょう?
巷には、セラピー等級と記載されているものもあります。
が、それでも人口混合物や人口成分を含まず、農薬や化学残留物も含まれていないものを証明したものではありません。
最高純度のオイルの生成には高いコストがかかります。
100%エッセンシャルオイルを作るのに数百本、数千本もの植物を必要とします。それだけ純度の高いオイルは成分が凝縮されているのです。
現在売られているエッセンシャルオイルには多く不純物混合の危険性があります。8割は合成、天然を含めても不純物が巧妙に含まれていると言われています。こういったものが呼気や皮膚から体内に入っていくわけです。
第三検査機関によって不純物が含まれていないことを確認することが大切になってきます。
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