高校生にネットショップのつくり方を教えに行きました
こんにちは、えんじぇるです。
先日、茨城県にある常陸大宮高校 商業科1年生のみなさんに、STORES を利用したネットショップのつくり方を教えに行きました!
きっかけ
常陸大宮高校の商業科では「地産地商・地域貢献」を企業理念に2016年に日本初の6次産業型高校生株式会社 HIOKOホールディングスを設立し、全国に先駆けて高校生の起業家教育を行っているそうです!高校生が自社農園でブルーベリーの栽培・加工・販売を行ったり、観光ツアーを企画したり、証券会社さんの協力のもと株の売買をしたり。
今回は、商業科1年の間宮先生から「ブルーベリーの加工品をネットショップで売れるようにしたい」ということで、STORES にお問い合わせをいただきました。
将来お商売をするかもしれない生徒のみなさんにレクチャーできるなんて素敵な機会になるのでは!と思い、同じPeople Experience部門のますみんと授業をしにいくことになりました。
『未来のお商売人応援プロジェクト』と名付け、Slackのチャンネル名も#pj-future-owner-educationにし、Funな気持ちでやろうとキックオフで決めました。
こういう取り組みに対して、チームやマネージャーのみんなが「いいね!やりなよ〜」と言ってくれる環境もとてもありがたい。
どんな授業にしよう?事前準備編
先生とオンラインで打ち合わせをして、授業に期待することをヒアリングしました。
[ 自分で撮影したのに下むいちゃった… ]
ヒアリングした内容にあわせて、ますみんが当日のプログラムを作ってくれて、どのパートを話すのか担当を割り振り、それぞれのパートの資料を用意しました。
プログラム作成および資料作成において、ますみんの経験と能力が大爆発していて、めっちゃ助かりました。心強い仲間と一緒で本当によかった…。
いざ、当日!ネットショップできました
特急ひたちと在来線に揺られて、常陸大宮へ。高校に行くのなんて十数年ぶりで、ドキドキ!さらに授業をするなんてもっとドキドキ、ソワソワ!
自己紹介、ヘイの紹介から始まり、ますみんによる「自分たちのお客さまについて考えてみよう」の授業がスタート。
STORES でネットショップを作ること自体はとてもかんたんなのですが、そもそもどんな人に売りたいのかを意識することで、ネットショップのデザインやコピーを考えやすくできたらという狙いでした。
今回、ネットショップで販売するアイテムは、HIOKOファームで作っているブルーベリーを使ったフレーバーティーを想定していたのですが、生徒のみなさんはそもそも紅茶をほとんど飲まないらしく(めっちゃ驚く30代の私、高校生とのギャップよ…)どんな人にどんなシーンで飲んでもらいたいのかを考えるのに苦戦していました。
すでにお商売をしている人とは全く違うつまづきポイントだったので、先生や私たちもヒントを出しながら、考えてもらいました。
みなさん頭をフル回転させながら過ごしたようで、5時間目が終わった頃には「ふぅ〜」と大きく息を吐いてました。
休憩があけて、6時間目は私から「ネットショップをつくってみよう」の授業がスタート。
オーナーさんの事例などを紹介しながら、どんな情報がネットショップにあるとお客さんは安心してお買い物ができるのか、この商品がほしい!と思えるのかを伝えました。
そして、実際に STORES を使って、ネットショップを作ってもらいました!
管理画面をさわりながら、わからなさそうなところだけ教えつつ進めました。ひとつひとつ操作方法を教えなくても自分たちで進められていたので、さすがはデジタルネイティブ!という感じでした。
操作は問題なさそうだったので、5時間目で考えたお客さま像にあうデザインってどんなもの?ロゴはどうしたらいいかな?と問いを投げながら、作ってもらいました。
[ 実際に授業でつくったショップ(模擬なので非公開です) ]
2時間という短い時間でしたが、ひと通り伝えることはできたかなぁと思います!最後にみんなで感想戦をやりたかったのですが、授業の終わりを告げるチャイムが鳴ったので、ご挨拶をして終了。
後日、担任の先生から生徒のみなさんに実際にやってみてどうだったかを聞いてもらいました。一部をご紹介します。
・商品の良さをアピールするのがとても難しいと思った
・思っていたよりかんたんにネットショップが作れた
・商品を売る側になると、とても難しいんだとわかった
ネットショップを作ること自体はかんたんだけど、どう見せるのか(商品名やコピー、写真)は難しいと感じたようです。
最後に
私がヘイで働く理由のひとつに、ヘイが提供するサービスを通して多様性のある社会を作りたいという思いがあります。色んな好きのかたちや個性があふれる世の中ってたのしい&将来子どもが大人になった時に、色んな選択肢がある社会の方がいいなぁと思っているからです。
好きの気持ち、こだわりや情熱を商売という形で始めたい時に、STORES プラットフォーム は大きなリスクを負うことなく挑戦できます。メジャーではないかもしれないけど、熱烈なファンがいるお商売をされている人がたくさんいます。
今回の授業はたった2時間でしたが、生徒のみなさんが将来何かに挑戦する時に思い出してくれると嬉しいなぁと思います。
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