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投げ出すこと、逃げ出すこと、それも一部は大事

皆さんこんばんは。
先日とある会で経営者の人の話を聞く機会があって、「二次情報でなく、一次情報に触れて学んでいくことが大事だ」という二次情報に触れて、感動した大川です。

一次情報:自分が直接体験して得た情報、もしくは自ら行った調査や実験で得た情報
二次情報:自分の直接的体験による情報ではなく、一次情報を持つ他人から得ることのできた情報

ーーキリトリ線ーー

「一次情報に触れる大切さ」という二次情報に触れて感化されてる自分を揶揄した冒頭の挨拶でもあったのですが、感動したという点も実はウソではありません。
最近自分がぼんやりと思っていたことを言語されたような気がしました。

その経営者の方は、創業してから5年間鳴かず飛ばず。
そこからようやく業績が伸び始めて、年商もぐいぐいと伸びていったそう。

もちろん創業計画を練っているときは、「これは絶対にうまくいく、、!」という気持ちで始めたそうです。
市場調査や関係者へのヒアリングを重ねる日々。
遅れている業界、ニッチなこの部分の問題を解決するサービスがあれば伸びるに違いない。

そうやって始めたサービスでも想定と違う状況、日々起こるイレギュラーの数々。
世の中の変動やニーズの変化に右往左往。

事前に触れていた二次情報のもろさを知ったといいます。

もちろんこれは事前のヒアリング調査などを軽んじて良いなどの結論に帰するわけではありません。
執念深い調査は必ず良い結果を生むと思います。
以前もカフェに来た大学生がノートとペンを出して逆圧迫面接のように色々聞いてきたことがありましたが、その姿勢はチョベリグだと思います。
別にカフェを開きたいという目標があるわけではないと聞いて、いったい何の熱意だったのかとたまげたのを今でも覚えています笑

しかし、二次情報のみで自分が考えている世界と、一次情報に触れて自分が体感する世界、そしてその学びは比べ物にならないというのも痛いくらいに感じます。

ちょっとした感覚の違いで日々大きくなる想定との乖離。
それに伴う痛みや苦労。
そういったものを体感すると、以前に比べて嗅覚が鋭くなったと感じるときがあります。

体感しないと、二次情報と一次情報の答えが同じだとしても、危機察知能力が十分に働かない場面が多いと思うんですよね。

ーーキリトリ線ーー

一次情報から学んだことでどう変わるのかはそれぞれの人がどんな出来事からどんなことを学んだのかにもよるでしょう。
でも今回僕が個人的に変わったと思うのは、「やるべきでないこと」を見極める嗅覚です。

やらないことを決める重要性なんてものは散々議論されつくしている話だと思いますし、やれ啓発本、やれビジネス系のtwitterでもやんややんや言われてる気がしますが(笑)
でもその二次情報のみだとなんだかんだでやってしまうことが多いんですよね~。

正直、今まで一次情報で得た経験から「これに手を付けたほうが良い」という嗅覚はまだまだわからない部分も多いです(笑)
でも、これに手をつけると結構渋い結果に終わってしまう可能性があるという部分について、少なくとも以前よりは敏感に感じるところが大きくなりました。
(とか言いながら今後も同じような失敗たくさんする気がしますが笑)

これは言い換えれば、「理論値に期待をしすぎないことの大切さ」とも言えるかもしれません。
エクセル上の計算ではこの施策は絶対にやったほうが良いというものでも、いざ現場に落としてみると全くうまく機能しないものが多々あります。
これも当たり前だろ、、、と思われる方が多いでしょうが、そりゃもちろん明らかな机上の空論は分かると思います。
でも、普通に考えてほぼほぼ実現しそうな理論値もちょっとのズレでうまく機能しないときがあるんですよね。
これは、実際に体感して研ぎ澄まされる部分がある気がします。
まー、僕のその感覚の元値が低すぎるだけという説も往々にしてあるのですが(笑)

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」
むかーし聞いた青島刑事の叫びがやまびこのように返ってきてます。

理論上ではこう出てるけど、これをやると実際にはこういう結果を招いてしまう可能性があるからやめよう。
そうやって「やらないこと」を決めていくことが重要だという使い古された格言が、実体験を通じて金言になりつつある今日この頃です。

無理に投げ出さないこと、無理に逃げ出さないことは、意外に自分の首を苦しめるかもしれません。
とはいえ、やってみるという一次情報に触れて分かったことなので、トライしてみて一次情報にふれるのは大事という逆説を持ちながら、、、。

ーーキリトリ線ーー

さて今日はそうやって、以前よりもビジネス面における嗅覚が発達したと自分に言い聞かせることによって、日々の失敗や試行錯誤を正当化しようとしている大川を披露しました。

そんな大川がやらないことに分類しなかったイベント、sweed nightは明日開催のようです。
(明らかに強引な宣伝)

ざっくばらんに店員や参加者と話すという企画。
気軽に話すだけですが、カフェの裏側に興味がある人も大歓迎です!
皆さんに僕の体験という二次情報をお渡しすることができます(笑)
皆さんの二次情報もたくさん教えてください!

参加される方は下記フォームからの投稿、もしくはスタッフまでひとことお願い致します!

https://forms.gle/xy8u5fbgJsKA2UjW9

ふらーと立ち寄るだけでも良いのでぜひとも!!!
では、サラダバー!🥕

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