Let it be

音楽をやる、ということは自分ではない誰かとつなかること、です。
音楽はそのツールに過ぎない。

でもそのツールも一歩間違うと自分を苦しめる凶器になりかねない。

例えば、ここのような不特定多数がつながるためのSNS。
最初は同じ趣味を持っている他の誰かと繋がりたくて始めるが、人間はそんなに博愛主義ではない。

まず自分のためにやっている。
人はそれぞれ同じに見えても価値観が違う。
他の誰かと触れあおうとする時に自分の価値観を他人に押し付けてしまうと相手も自分も苦しんでしまう。

いろんな意味で「結局は他人なのだ」ということを忘れてはいけない。

それを自分と同じ人間であるかのように接すると必ず辛い思いをする。

ではそうなったらどうすればいいのか?

簡単な話、繋がりを断ち切ることです。

といってもこれは逃げるとかではなく、あくまで前向きな対処の仕方として、「なんのためにそれをやっているか?」をよく考えることです。
自分が辛いならやめればいい。
ただそれだけ。

結局はみな自分のためにやっているのだから。
これは勝手にしていい、ということではなく自分が誰かのために何かしてあげたいと思うならそれでいい。
それも結局は自分の意思です。

逆にいうとそういうことで苦しんでしまう場合は自分の考えかたを変えるしかない。

変えられないならやめてしまえばいい。

どうやったら自分が幸せになれるのか?

いろんな考え方があっていい。
他人のために尽くしてそれが自分の本当の幸せならそれは素晴らしいことだと思います。

他人に迷惑をかけない程度に自分を追求する。
これもあり、だと思います。

真面目な人ほど多少苦しくても自分を殺して「こんなことに負けてはいけない。立ち向かえ!」と戦ってしまう。
果たしてそれはいいことなんだろうか?

私はそうは思わない。
人間誰もが幸せになる権利がある。
自分を苦しめることは遠ざけるべきだと思います。

歳取ると、こういうことは少しずつわかるようになってきますね。

わかってはいても中々できないこともある、というのもまた然り!

私、「Let it be」という言葉が好きなんです。

あるがままに

20歳の頃、働いていてほとんどギターを弾くこともなくなっていたことがありました。
自分は何のために生きてるんだろう?と思った時に、この曲を聴きました。

レコード買って歌詞カードを見ながら何度も何度も聴きました。
涙が溢れました。

あるがまま、ってどういうこと?

その時の自分には難しい質問でした。

でもこの曲を聴いて「もう一度ギターを弾こう!」と思いました。

今でも難しいけどあの時よりはちょっぴりわかった気はします。
全部受け止めるって難しいことですが。
これは受身でいろ、ってことではなく、自分がやりたいと思うことは否定するなということも含んでいると思います。

なんだか今日は人生論になってしまった。

あ、なんか辛いことがあったらわけではないですよ。
ご心配なく。

Let it be
When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom
Let it be

And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom
Let it be

Let it be, let it be
Let it be, let it be
Whisper words of wisdom
Let it be

And whenthe broken-hearted people
Living in the world agree
There will be an answer
Let it be

For though they may be parted
There is still a chance that they will see
There will be an answer
Let it be

Let it be, let it be
Let it be, let it be
There will be an answer
Let it be

Let it be, let it be
Let it be, let it be
Whisper words of wisdom
Let it be

And when the night is cloudy
There is still a light that shined on me
Shine until tomorrow
Let it be

I wake up to the sound of music
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom
Let it be

Let it be, let it be
Let it be, let it be
There will be an answer
Let it be

Let it be, let it be
Ler it be, let it be
Whisper words of wisdom
Let ti be

苦難のときには
聖母マリアが僕のもとに現われ
知恵ある言葉をかけてくださる
゛あるがままに”

暗黒の闇の中で
あの方が僕の前に立ち
知恵ある言葉をかけてくださる
゛あるがままに”

何事もあるがままに
無理に変えようとしてはいけない
知恵ある言葉をつぶやいてごらん
あるがままに

打ちひしがれて
この世に生きる人々の思いはみな同じ
いつか必ず答えが見つかる
今は堪え忍ぼう

たとえ別れわかれになっても
また会える日が来るかもしれない
いつか必ず答えが見つかる
今は堪え忍ぼう

今はただじっと堪え忍ぼう
このままそっとしておこう
いつか必ず答えが見つかる
今は堪え忍ぼう

何事もあるがままに
無理に変えようとしてはいけない
知恵ある言葉をつぶやいてごらん
あるがままに

厚い雲が空を覆う晩に
僕を照らす光がある
明日まで輝きつづけてくれ
今は堪え忍ぼう

楽の音にふと目覚めると
聖母マリアが僕のもとに現われ
知恵ある言葉をかけてくださる
゛あるがままに”

今はただじっと堪え忍ぼう
このままそっとしておこう
いつか必ず答えが見つかる
今は堪え忍ぼう

何事もあるがままに
無理に変えようとしてはいけない
知恵ある言葉をつぶやいてごらん
あるがままに

#音楽
#人生論

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