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四井真治さん×社会福祉法人ゆうゆう

はじめに

社会福祉法人ゆうゆうは令和8年4月に山梨県南アルプス市に県内初の持続可能な暮らしをコンセプトにした保育園及び児童発達支援センター等の複合施設を開設予定です。

地球上にあるすべての生き物や資源を大切に、人が自然と豊かになるような関係性を築きます。この地域でどう暮らしていくか、障がいの有無、性別、人種などは関係ありません。すべての人があらゆる制度の垣根を越えて、お互いを尊重し合い、一緒に過ごすことが当たり前の景色となる社会を目指します。

設計は今回もキヅキの立ち上げや建築に際し、そこで暮らす人々、これからの社会への思いや願いを共に持ち続け向き合っていただいた株式会社 S PLUS ONE 建築設計事務所 坂野 由美子さんにご協力いただきます。S PLUS ONE architects(@splusone_fudo) • Instagram写真と動画


パーマカルチャーデザイナー 四井真治さん


開設にあたり、ご協力いただくのがパーマカルチャーデザイナーの四井真治さん。(@yotsuishinji_permaculture )

パーマカルチャーとは、「permanent(永続性)」+「agriculture(農業)」+「culture(文化)」を組み合わせた造語で、永続可能な農業を軸とした暮らし方や考え方を意味します。

今回新しい園舎では、昔の建築物が持っているなぜかそこにずっといたくなる心地よさ、日本の本来の景色、日本の未来の教育を感じてもらえるような場所になるよう打ち合わせを重ねています。

https://www.instagram.com/yotsuishinji_permaculture/?next=%2F&hl=ja

スグリ(酸塊)

四井さんは打ち合わせの際、自宅で収穫した“スグリ”を持ってきてくださいました。

スグリはユキノシタ目スグリ科スグリ属の総称で、夏に収穫されるぶどうのような実です。日本では日常的に食べられる果実ではないが、ヨーロッパでは、広く栽培され、野生で生息していることもあり、果実はジャムやお菓子作りに使われているそうです。

いただいたスグリをよく見ると小さなとげがありましたが、食べられる実です。初めて見る人も多く、みんなで実を採り恐る恐る食べました。とても懐かしい気持ちになりました。酸味と甘味を感じおいしかったです。

安全でおいしいとわかっているものを食べるのではなく、自分の身を守るためには、いろいろなことに気づく経験が必要だと思います。このような植物が園の中にあることで、こどもは「危ないけどおいしい」と自分の知ったことを下の子に教えるような姿に繋がります。四井さんに育て方もお聞きしたので、いただいたスグリは来年から実が採れるよう育てていきます。ありがとうございます。

令和8年4月開設

令和8年4月に保育園及び児童発達支援センター等複合施設を開設するため準備を進めています。
テーマは「人と自然が織りなす持続可能な暮らしの営み」ということで、畑で育てたものを食べて、調理で使った水が浄化されて田んぼへ行き、
生ごみはコンポストして堆肥にします。

コンポストとは、コンポスト容器の中に生ごみを入れると、有機物をエサにする微生物が分解して、その活動エネルギーで温度が上がったり下がったりします。そのため、容器の中には四季それぞれに働くたくさんの微生物が混在し、同時に活躍することで、自然界よりもかなりはやいスピードで堆肥化が進み、栄養豊富な堆肥を自作することができます。

LFCコンポスト

堆肥とは「わら、落葉、野草、藻類などを積んで腐らせた自給肥料。肥料としての効果のほか土壌の肥沃度を保ち、土壌の物理化学的、微生物学的な性質を改善する土壌改良剤として有効である。」

ブリタニカ国際大百科事典

暮らしを中心にした保育園と児童発達支援センターの複合施設。
今まで分けられてきた機能訓練と生活が一体となるようなの設計を進めています。


職員募集

令和8年4月開設にあたり各専門職の募集を行っております。
詳しくは次回のnoteで説明させていただきます。
HPのお知らせ欄にも掲載されていますので、ご確認ください。
興味がある方は社会福祉法人ゆうゆうのHPのお問い合わせフォームよりお送りください。見学を随時行っております。

令和8年度に向けて職員募集をしていますが、令和7年度から一緒に働ける方も募集しています。
ご興味がある方はまずは見学にお越しください。

今後県内初の持続可能な暮らしをコンセプトにした保育園及び児童発達支援センター等の複合施設を設計、建設するにあたり、Instagram、noteにて情報を随時更新していきます。

Instagram

note


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