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バレエ映画『赤い靴』の預言
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マーチン・スコセッシ監督がデジタル・リマスターを監修したバレエ映画『赤い靴』1948、撮影にジャック・カーディフを起用して、さらに美しく蘇ったテクニカラーの傑作で、踊るは英国サドラーズ・ウェルズ・バレエ団のモイラ・シアラー♪
また、バレエ・リュスに入団し、ディアギレフに解雇されたニジンスキーが踊る予定であった『ヨゼフの伝説』(音楽:リヒャルト・シュトラウス、振付:ミハイル・フォーキン)でデビューしたレオニード・マシーン (Léonide Massine) も出演しています♪
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そもそもバレエには、小児性愛ペドフィリア(pedophilia)を扱った?との噂もある『ジゼル』という有名なバレエ作品がありますが、この台本を書いたのはパリのサロンに出入りしていたテオフィル・ゴーティエです。いわゆるロマンティック・バレエの代表作ですけど、この時代に詩人ハイネは、ゴーティエと同様に経済学者:カール・マルクスとも親交を深めていました。
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その『ジゼル』のテーマを継承する形で、ロシア生まれのアメリカ合衆国の作家=ウラジーミル・ナボコフによって書かれた小説『ロリータ(Lolita) 』が1955年に出版されました。
これを映画化したのは、アポロ11号の月面着陸シーンを見事にスタジオ撮影したとの噂もあるスタンリー・キューブリック監督です。
映画『ロリータ』1962は、ペドフィリア(pedophilia)児童性愛者たちには、たまらなく眩しい名画となりました♪
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この後に、キューブリック監督は、SF映画『2001年宇宙の旅』を撮ることになったのですが、どちらも未来を予言したということになりましょう
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人工知能AIという先端技術のことだけでなく、最近とくに表現に関する検閲を厳しくしているFacebookやTwitter社の隠された政治性のことや、そもそもビッグ・テックの社会的な役割とか、デジタル超監視社会のことなどなど。つまり、第三次世界大戦で運よく生き残っても、トランス・ヒューマニズが待っているのではないのかと。
マービン・ミンスキー同じく MITメディアラボの所長だった伊藤穰一は、エプスタインから多額の資金を匿名で受け取っていたのだと、ローナン ・ファロー が雑誌NewYokerに書いた結果、自ら辞任することになりました(2019)
1945.8.6広島への原爆投下、その人体への影響の研究こそが「放射線生物学」の幕開けなのだと思うのですが、DNA二重螺旋のクリックはケンブリッジ大学にいて、ワトソンはエンリコ・フェルミもいたシカゴ大学です。さらには、CRISPR/Cas9を操る遺伝学ジョージ・チャーチの線までもが見えてきました。
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ゲノム配列解析・解釈技術の開発
1984年にWalter Gilbertのもとで、直接的なゲノム配列解析法を開発。ヒトゲノムプロジェクトの立ち上げにも関わり、分子マルチプレックス法・バーコードタグ法など汎用的な概念を発明した。この技術により、1994年にはヘリコバクター・ピロリ菌の発のゲノム解析が達成された。彼によって発明された技術は、ほとんど全ての次世代DNAシーケンサーの発達に貢献している。
そのような経緯をふまえて、キューブリック監督『アイズ・ワイド・シャット』を見てみましょう。
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さて、もっと時系列を遡りながら話を拡大してゆきます。
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この作品は、チャイコフスキー作曲クラシック・バレエの最高傑作『眠れる森の美女』として有名ですが、原作はなんと 「人喰い族」の物語です♪
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![澁澤_](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60077234/picture_pc_3357eda022fa8fa10a896a9308636eb5.jpg)
「眠れる森の美女」ですが、巻末エッセイに高丘卓は、『ペロー童話のパサージュ』として、「インドに、少女が人食い鬼の爪で傷つけられ仮死状態になり、若き王子によって救われるという古い伝説があるそうだが、ヨーロッパの民話に人食い鬼の伝説が現れるのは、蒙古や韃靼が侵入しはじめた三世紀頃と言われている」と云いましたが、この恐ろしい物語の原型が「蒙古や韃靼」の仕業とするには、いささか証拠不十分かと思います。
![赤い靴デジタル](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65138304/picture_pc_bc2b3cc5082fae190e227e2b6650acb8.jpg)
![画像35](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65138316/picture_pc_39126a63f363e12cbbcd95cfe5062d38.jpg)
ここで、冒頭に紹介した『赤い靴』のレオニード・マシンがデビューした『ヨゼフの伝説』に一度立ち戻ってから全体像を把握するようにしたいと思います。
『ヨゼフの伝説』(独: Josephslegende)作品63は、フーゴ・フォン・ホーフマンスタールおよびハリー・グラーフ・ケスラーの台本、リヒャルト・シュトラウスの音楽によるバレエ・リュスの一幕物バレエで、内容は旧約聖書のヤコブの子ヨセフの物語に基づいている。1912年から1914年にかけて作曲され、1914年5月14日にパリ・オペラ座で初演された。
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リヒャルト・シュトラウス作曲 バレエ「ヨゼフの伝説」
ジュゼッペ・シノーポリ指揮シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1999年9月、ドレスデン、ゼンパーオパー(ライヴ)
DG(輸入盤463 493-2)
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エスパ『Next Level』
キューブリック監督『2001年宇宙の旅』から、K-popの第4世代<aespa>のMVを繋げて見ると興味深いです。ジョージ・オーウェル『1984』〜新スタートレック<ボーグ>を経由して、トランス・ヒューマニズムへの旅がはじまっているようです♪
つづく
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