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バレエ『くるみ割り人形』とクリスマス♪

チャイコフスキー作曲バレエ『くるみ割り人形』は、毎年クリスマスの時期になると、サンタと一緒にプログラムがやってくるので公演が楽しみなのですが、その前に「クリスマス・X」についてもっと深く識る必要があるのではないのかと思い、いま詳しく調べているところです。

平林くるみ割り
平林正司‎ 『「胡桃割り人形」論―至上のバレエ』三嶺書房 (1999)
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チャイコフスキー作曲バレエ『くるみ割り人形』
冬至を祝う「ユール祭り」
冬至の祭典を祝うための食事を並べる「ユール・ボード」

クリスマスは、ゲルマン民族・北欧ヴァイキングの冬至を祝う祭典「ユール祭り」🎄 (ミトラ教の話は別頁で)
サンタはアナグラム(言葉遊び)で、神サタンのこと。サタンはサンスクリット語で「真実」を意味する🎅

サンタは真実の神=サタン


クリスマスツリーは古代から「永遠の命の象徴」とされている常緑樹=樫の木であり、「バベルの塔」を表す🎄

左下に建築現場で作業指示を出しているニムロドが描かれているが、実はニムロドがバベルの塔の建設を命じた統治者であって、それがニムロドが神に反逆した王という評判につながった。

バベルの塔の建築家は『旧約聖書』に登場する狩人=ニムロド(ニムロッド)。
ニムロド(נמרוד‎、Nimrôd)は『創世記』第10章において、クシュの息子として紹介されている。クシュの父はハムなので、ノアの曾孫にあたる。

狩人・建築家ニムロドの誕生日は12月25日の日曜日。それはバビロニアの大安息日でもある。したがって、クリスマスはイエスではなく、ニムロドの生誕を祝う日とされる。「Merry Xmas」の『X』という十字に似た文字は、二ムロドのシンボルとされ、merry Xmas は『Magical or Merriment Communion with Nimrod』とされる。

そのニムロドには「反逆する者」という意味もある。 彼は主の前に力ある狩人であった。それゆえ、「主の前に力ある狩人ニムロデのように」と言われるようになった【創世記10-9】

エルガー作曲:『エニグマ変奏曲』第9変奏「ニムロド」🎻

作曲家のエルガーは親友イェーガーにニムロドとあだ名をつけました。ふつうは『創世記』に登場する狩人のことですが、ドイツ語で狩人を意味する単語のイェーガー(Jäger)の駄洒落になっているとの説もありますが。

アンドレ・プレヴィン指揮:ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団

アウグスト・ヨハネス・イェーガー(August Johannes Jaeger, 1860年 - 1909年)は、ドイツ生まれのイギリスの音楽出版者、音楽批評家で、作曲家:エドワード・エルガーと親交を築いたことで知られている。


バベルの塔
クリスマスツリーは、バベルの塔を表す

Nimrod (Hebrew:נִמְרוֹד‎, Modern: Nīmrōd, Tiberian: Nīmrōḏ; Imperial Aramaic:ܢܡܪܘܕ; Arabic:نُمْرُود, romanized: Numrūd) is a biblical figure mentioned in the Book of Genesis and Books of Chronicles. The son of Cush and therefore a great-grandson of Noah, Nimrod was described as a king in the land of Shinar (Lower Mesopotamia).

The Bible states that he was "a mighty hunter before the Lord [and] ... began to be mighty in the earth". Later extra-biblical traditions identified Nimrod as the ruler who commissioned the construction of the Tower of Babel, which led to his reputation as a king who was rebellious against God.

Nimrod has not been attested in any historic, non-biblical registers, records or king lists, including those of Mesopotamia itself which are both considerably older and more diverse than the later biblical texts. Historians have failed to match Nimrod with any historically attested figure, or find any historical, linguistic or genetic link between Mesopotamia and the kingdom of Cush, although one recent suggestion among the exclusively Mesopotamian figures is Naram-Sin of Akkad, grandson of Sargon.
Several ruins of the Middle East have been named after him during the Islamic Era.

つづく


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