見出し画像

2024年8月2日【第3号】e-よこ会の皆さんとの出会い。スワンボートについても聞いてみた!

e-よこ会とは

  e-よこ会のeは東(east)、東横堀川水辺再生協議会が正式名称です。2006年7月24日に地元企業や住民、こだわりショップのオーナーなどで結成されました。
 東横堀川は元々大阪城の外堀として一番最初に開削された堀川で、東横堀川を境に西側が江戸時代から商人たちが集い栄えた船場のまち、東が大阪城の城内でした。そんな歴史ある東横堀川界隈は大阪中心部のオフィス街として、働く人口は多いけれど住む人は少なく、子どもも少ないので小学校も各学年1クラスずつという寂しい状態が続いていましたが、ここ数年の間に次々と新しくタワーマンションが建ち、それに伴い小学校も新しい校舎が必要になるほど子どもの数が増えました。
 e-よこ会では、東横堀川を活かしたまちの魅力発信や、働く人と住む人、古くからいるまちの人と新しくこのまちに来た人みんなが出会うことでこのまちをもっと好きになる、を目指して活動しています。 

渋谷利兵衛商店へ伺いました!

 川を中心とし、川をどのように利用するかが議論され、活動されているe-よこ会の会長を務めているのは、高麗橋の橋詰にある渋谷利兵衛商店の店主、渋谷善雄さんです。渋谷会長のお話を伺うために、私たちは渋谷利兵衛商店にお邪魔しました。渋谷さんにこの地域をどうしていきたいのかという質問をさせていただくと、川をきれいに保ち、川を中心として両サイドにお店を作って、少しずつ地域の人が集まれる場所にしていきたいという思いを話していただきました!実際に、渋谷さんは毎週日曜日にe-よこ会のメンバーと一緒に水辺の公園でゴミ拾いや花壇の手入れ、水やりをしています。

e-よこ会の渋谷善雄会長とスワンポーズ

 渋谷利兵衛商店では、90センチの水引を主に使用し、花や亀、白鳥なども作成することができます。価格設定も作成時間などを参考にした渋谷さんの感覚なんだとか、、!私たちも水引3本であわじ結びに挑戦しましたが、なかなか難しく苦戦しました。

やっとできたあわじ結び
水引で作ったスワン(渋谷さん作)

「スワンボート、川の楽しさを伝えることができるツールの1つにしたい」

 渋谷さんは私たちのスワンプロジェクトも耳にしたといいます。β本町橋のスワンボートが中之島で展示されていたラバーダックのように、幅広い年齢層から注目を受けるものになれば、、!と期待されていました。「子どもが楽しむためのものになっても、大人がむかしを懐かしんで乗るようなものになっても、イベントなどの時にはサップと船と一緒に行進するものにしてもいいので、ルールを守り楽しく使っていただけるものにしていきたい。」

e-よこ会アニバーサリーイベント

 7月24日にβ本町橋で開催されたe-よこ会アニバーサリーイベントに、私たちも参加させていただきました!
 夕刻、暑さの中、東横堀川を天神祭のどんどこ船が通り、船と陸とで大阪締めを行いました!初めてどんどこ船というものを見たのですが、活気があり天神祭を存分に味わえました!

どんどこ船と大阪締め

 その後、皆さんが持ち寄ったお酒や食べ物でピクニックもしましたが、私は生ハムが最高に美味しかったです💛笑
 e-よこ会の皆さんは、スワンプロジェクトに賛同し、応援していただきました。「ラジオに出て、スワンプロジェクトのことについて話してみない??」など、これからのプロジェクトに繋がるお話もしていただきました(まだまだ未定ですが…)。やはり人と人との繋がりは大切だなと感じました。
 私たちが出会ったe-よこ会の皆さんはとても明るく、育った街である東横堀川周辺を大切にされているように感じました。そして、私たちもそのお手伝いができればと、より一層感じました。

スワン関連のお話 No.2~「白鳥の湖」

 第1号で取り上げた『みにくいあひるの子』の他にも、スワン関連のお話はたくさんありますが、その中でも今回は「白鳥の湖」を紹介します!
 チャイコフスキーが作曲した「白鳥の湖」は、バレエで演じられることで有名ですがお話の原作は明らかになっていません。ある日、湖畔で狩りをしていた王子が白鳥を撃とうとした時、その白鳥が美しい姫に変わるという出会いをきっかけに話が進みます。悪魔に呪いをかけられ夜にしか人間の姿に戻れず、呪いを解くには永遠の愛を誓うしかないと姫から聞かされ、王子は愛を誓います。夜が明け、宮廷で行われた舞踏会にて悪魔の娘で姫にそっくりな王女を、騙されているとは気づかず王子は花嫁に選んでしまいます。その後、騙されたことに気づいた王子は湖へと向かいました。
この物語の結末は、姫と王子が湖に身を投げ、あの世で結ばれる悲劇バージョンと、王子が悪魔を倒し、二人が結ばれるハッピーエンドとの2パターンあります。「白鳥の湖」は日本でも頻繁に上演される人気の作品で、上演回数は他の演目を大きく上回っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?