「赤ん坊の悪魔」
マトモな頭で考えたいかにも合理的なライフプランは
当たり前だが非常につまらない
今まで積み上げたものの延長線上でしかもの見れない奴ら
生活のためにすべてに目をつむる奴ら
そんな環境にいたらこっちまで感覚が鈍ってくる
いくら金払いがよくてもさっさとおさらばしたい場所
新しく始めるとき何を犠牲にするのか?
国を出るか否か? 何を生業にするのか?
おそらくそのいずれか、またはすべてはどうでもよいことだ。
だが自分が「おもしろい」と思えないことでどうやって幸せになれるだろう?
チェーンソーマンを使って例え話をしてみよう。
あなたは「石臼の悪魔」と「赤ん坊の悪魔」がいたらどちらに可能性を感じるだろうか?
「石臼の悪魔」はなんとなくパワーはありそうだしある程度は戦えそう、だが銃やチェーンソーには勝てそうもない。
一方「赤ん坊の悪魔」は最も弱い分類のモチーフであるが、「のびしろ」は一番あるとも言えるし、解釈によっては赤ん坊=まっさらで先入観がない=恐怖も感じない→悪魔に対して相性が良い、みたいな長所と短所がはっきり分かれる能力の可能性が高く、こちらのほうが幾分か可能性を感じないだろうか。
世の中には「石臼の悪魔」を選ぶ人がたくさんいる。
負けたくないのだ。たとえその強さの天井が見えていようとも。
俺は「赤ん坊の悪魔」を選んで何が起きるか見てみたいと思う。
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