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投手コーチって大変だなぁ

応援しているヤクルトスワローズが11連敗中である。
梅雨入り前だというのに心がジメジメしているがまだまだシーズン始まって2ヶ月、諦めるには早すぎる。カラっと晴れるような勝利を見せてくれるはず。頼むよホント。

チームが勝てなくなるとファンの怒りの矛先は選手や首脳陣に向く。
今、ヤクルトの場合は先発投手が踏ん張れず、中継ぎの登板過多が目立ち、投手コーチである田畑投手コーチに向いているように思う。

1軍の投手コーチは主に運用が重要な仕事である。試合が始まる前には様々なゲームプランを想定して殆どの準備は終えていると思う。

・先発投手の投球回、投球数
・中継ぎの投入回、投入投手
※勝ち/負け/ロースコア/ワンサイドなどのパターンにより編成
・翌日/翌々日のプラン、準備

そして監督、ヘッドコーチ、ブルペンコーチ、バッテリーコーチには最低でもこれは共有されている筈である。しかし先発が毎日のように崩れたり、敗戦処理の投手もイニングを消化出来ず崩れたらプランもへったくれも無くなる。今のチーム状況はとても田畑コーチ一人の責任とは言えない。

ここで少し話が変わるが、石川投手に関しては今シーズンは球数80球前後と初めから交代のタイミングを決定している。プロから見ての判断だろうが80球を超えてくると打たれ始める事が多いのが原因だろう。これは本人にも伝達している筈である。たまに『使われ方が酷い』など目にするが筆者の意見は真逆である。『好待遇だな』と思う。理由は本人も周知の使われ方である点と以下の通りである。

・それでも先発として勝ち星を得るチャンスを与えられている点
・中継ぎを早い回から使うプランにしてでも起用されている点

話を戻すと、投手コーチは一人の投手に対して起用方法など様々な事を考えている。その起用法については投手と話し合いをしている。そして自分の考えや、選手の状態や気持ちなどを監督やヘッドコーチに伝えている。良く言えば橋渡し、悪く言えば板挟みみたいな中間管理職のような役職である。

・監督・ヘッド⇔投手コーチ⇔投手
・ブルペンスタッフ⇔投手コーチ⇔投手
・ファンの批判/非難⇔投手コーチ⇔投手

人間関係のやり繰りが上手で決断力があり気持ちがタフじゃないと出来ない仕事である。

個人的には投手コーチ一人の責任だけでチームの方向が左右されるとは思っていない。もちろん選手との関係が悪かったり、目に余るような贔屓な起用が無い場合に限る。

こんな纏め方で良いかはわからないが言いたい事は田畑さん応援してまっせ。って事です。



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