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34歳の雄平選手がかわいい理由。

#雄平かわいい

SNSでこんなタグを見た事はあるだろうか?


東京ヤクルトスワローズ外野手雄平選手の野球への愛情溢れる表情、直向きさなどがファンの心に刺さりピックアップされ賑わっている。

2019年5月14日の試合の放送で広島カープ贔屓のJスポーツさんが試合のエンデイングシーンで雄平選手の笑顔をドアップで使った。対戦相手を取り上げるのであれば、話題の村上選手、トリプルスリーの山田選手、などだろう、しかし雄平選手の笑顔。これを使い構成したのである。これで筆者は雄平かわいいはメディアにまで浸透していると感じた。

雄平選手のエピソード

2002年にドラフト1位でヤクルトスワローズに入団、ダルビッシュ投手の2歳年上で当時はドラフトの目玉だった。因みにダルビッシュ投手は同部屋で年上だった雄平選手に対し『高井くん』と呼んでいた。雄平選手が『コンビニ行くよ』と、ダルビッシュ投手に伝えると『高井くんお菓子買って来て』と言われたエピソードがTVでも放送されていた。当時のダルビッシュ投手のオラオラ具合もあっただろうが、この頃からきっと”高井先輩はかわいい”だったのだろう。ダルビッシュ投手のフォローになるかはわからないが彼は過去に尊敬する投手に高井雄平投手をあげている。

そんな雄平選手を語る上で外せないエピソードといえば打者転向である。
投手として7シーズン。通算18勝をあげた。筆者も投手時代に間近で見た高井投手のボールはモノが違うと思ったものである。しかし課題のコントロールが改善されず野手転向を余儀なくされた。当時の記事で『僕はピッチャーで野球を終わりたかった。だから、もう野球は終わりかな、という気持ちがありました。』と語っていた通りすんなり打者転向を受け入れたわけではない。しかし、雄平選手は古田敦也氏ら彼に対する誰のコメントを聞いても”まじめ、努力家、暇さえあれば(投手時代はボール、打者転向後はバット)を握っている”と、言っている。野手転向後も文字通り練習を人1倍2倍行い、1軍のレギュラーを掴み、チームに欠かせない選手までになったのである。

もう一つ彼の魅力としてお伝えしておくと”ファンサービスがいつも神”であること。東京ヤクルトスワローズファンなら周知の事実だろうが雄平選手は真夏だろうが真冬だろうが雨が降ろうが必ず時間が許す限り並んでいるファン全員にサインやらファンサービスを行う。何を隠そう筆者も真夏に戸田へ娘を連れて練習を見学に言ったとき、1度だけサインを貰った。その時も練習終わりで真夏の炎天下の下、丁寧にファンに応えていた。そして筆者がサインを貰いお礼を言おうとしたその時、なんと雄平選手の方から『ありがとうございます』と言った事にとても驚き感激したものだ。

ファンはプレーだけを見てるのではない

一度野球に泣かされた男が立ち上がって全力でプレーをしている事をファンは知っている。そして野球を愛し、チームを愛し、チームメイトを愛し、ファンを愛している事も知っている。だからこそ彼の笑顔にファンは惹かれ応援したくなるのだろうと思う。#雄平かわいいはファンにとって彼への最大の愛情表現である。

雄平の努力の結晶が笑顔と共にグランドに咲き誇る事をいつも願っている。

#雄平はかわいい

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