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【一戦一評】レイカーズvsサンズ(RS Game22)【前半】


こんにちは、スワッギちゃんです💜💛


この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。


さて、本日の相手は今季3回目のサンズ。インシーズントーナメント初戦、負けたら敗退です。

レイカーズは2連勝中ですが、恐らく出場するであろうデビン・ブッカーとは初対戦になります。


ブッカー&KDのコンビをビール&KDのように守れるか、、、、!!?




◯スタメンチェック

本日のスタメンはこちら👇


満を持してゲイブ以外全員復帰のレイカーズですが、スタメンはキャム&プリンスを安定の3人と並べる形です。



対するサンズはEG, ブッカー, グレイソンを並べる小さめユニットを採用していますね。ビールは休みです。

かなりスモールなので、レブロン&ADを守るのはかなり困難なのではないでしょうか。殴り合いのハイスコア展開になりそうですね👀




それでは、、、ティップオフ🔥






◯1Q

・ブッカーで変わる・変わらないコト



前述のとおり、今日のサンズがいつもと違うのはブッカーの存在です。



いつもはKDがアイソレーションで得点する形がずっと続きますが、今日はブッカーによるハンドルがメインオプションです。


CP3時代はあんなにムービーングシューターしていたのに、この激変ぶりにはちょっとビックリ。



ただし、ハンドラーオフェンスへの守備はレイカーズの得意分野。ユスフが脅威でないぶんADもヘルプに行きやすいでしょうし、正直KDに攻められるより怖くないかも?



狙いどおり「AD誘導作戦」でターンオーバーを強いていますね。


アイソボールが減ったぶん単純なキックアウトのみでボールが回らなくなり、ロールプレイヤーらの状況判断が求められた結果気が利かずにTOVしてしまっているように見えます。




一方、レイカーズのオフェンスは単純明快なPnRです。


レブロンの守備担当がEGだったので、その体格差を活かしてポストアップすれば......とも思いましたが、恐らく被ダブルチームを予想して使おうとしません。




それでも本戦序盤を支配したのはレブロンでした。


PnR, 速攻, ゴージャスダイムとレブロンがボールを持てば何かが起こる状況が続きます。



これは2Q以降手厚いブリッツが飛んできそうだな......





・ベンチから来たエースキラー


1Q残り1/3ほどでKDが抜けました。


レイカーズはベンチからリーブス/Max/八村/Vandoを招集してADと並ばせます。なんて豪華なベンチラインナップだ😅




こうなると、敵は警戒対象をADに絞りゾーンディフェンスを開始します。


流石に勢いが落ち着くかと思われましたが、特別なゾーンアタック法を実践せずともスコアできてしまいます。

敵とのサイズ差でかなり攻めやすそうですね。デカいは正義🦸





一方のディフェンスは......


なんと1Qのみで10TOVを強いる大健闘‼️




特にベンチ出場で目立ったのはバンダービルトです。


ディフレクション、リバウンド、対ブッカー&KD守備とかなり幅広く活躍してくれています。



あまりボールムーブが上手くない&低身長&エース依存型な敵にブッ刺さりのVando. 復帰早々インパクト大ですね💪




もはやダブルチームの必要も無さそうに見えますが、レイカーズの基本方針はダブルチームで変わりありません。

エースを防げると同時にターンオーバーをあれだけ誘発できているので、まあいいか。



結果、1Qは23-33と10点差をつけて終了。

攻守に上々です。やはりサンズとの相性は良い






◯2Q

・安定なスコアの秘訣は"強引さ"?


2Qに突入しましたが、レイカーズはブッカーへのブリッツで相変わらず圧力をかけ続けています。

そしてターンオーバーも強いており、なかなか敵が攻略の糸口を見出せていない状況です。




ここで攻撃をきっちり決めたいレイカーズはレブロン&リーブスの猛プッシュで攻め立てます。


なるべくアーリーに突っ込むようにしていますが、敵がこれをシャットアウト出来ていません。レブロンに至ってはケイタでも厳しそう。




2人に代わってDloとADが出る時間もゴリゴリ攻めたい...ところでしたが、Dloの丁寧なPnRがなかなか刺さりません。


そう、今日のレイカーズが強いのは綺麗なボールムーブからのイージーショットを沈めたからではなく「強引なアタックをイージーレイアップや被ファールに繋げられたから」でした。




Dloが綺麗に組み立ててもオンマークの不調ショットに終わり、キックアウトしてもプリンス&塁さんが不調気味。コレでオフェンスの勢いが緩んだのです。



リードが4点にまで縮められてしまいましたが、レブロンの帰還で再起を狙います。

ここでやっとレブロンがEGに対してポストアップし始めますが、敵はダブルチームに来ない様子。え、いいんですか😅



さらに、ペイント内の侵入が容易になったことでオフェンスリバウンドを大量奪取できました。


またゾーン守備を展開されていたら危うかったような気がしますが、やってきませんね。このまま蹂躙して良いのか、ホントに???



そうして今季2番目の前半オフェンスリバウンド奪取量を記録するのでした。


この数字へのVandoの寄与はとても大きいです。サンズは特に相性が良かったのでしょうね。



結果、24-26と中盤の失速をギリギリなんとか巻き返せました。ディフェンスは相変わらず素晴らしい👍



総得点は47-59. 二桁リードをこのままリードしたいところ。





後半前に1つ、私が恐れているコトを話します。

それはKDとブッカーのツーメンゲームと継続的なゾーンディフェンスです。




サンズとの前対戦で敵が土壇場で編み出したビールとKDのPnRやPnP, レイカーズはアレを守るのにかなり苦戦していました。

さらに、インサイドでの得点を頼りにしている以上ゾーンディフェンスの時間をさらに増やされると厄介です。




ブッカーがいきなりCP3時代のようなムービングシューターに戻るのも嫌だが.....この期に及んで無いだろ😅




コレらさえやられなければ、、、まあ、、、



勝てる‼️‼️🔥🔥






【後半】へ続く




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