いもむしを仲間にした話

会社から帰宅のために、
駅まで歩いた10分のどこかで
私の肩にいもむしが乗ったようで!

気づかずにいつも通り地下鉄にのり、
会社の最寄駅から家の最寄り駅まで10分...
その後、駅から歩いて10分...

たしかに、渋谷あたりで
首筋になんかあるなって思って
落としたつもりだったんだけど、
家について全身鏡を見たら、
緑のちっちゃいいもむし着いてたよ。

愛着が湧いたのですが、
うちでは飼えないので草むらに返しましたとさ。
公園が近くてよかったな!

大人になったら、
ひらひらと飛んでここに来ることなんぞ
容易くできることなのに、
幼い頃に来ようとするとはチャレンジャーだこと。


こういうアンビリーバボーな体験をしたら、
神様が何かを伝えたいんだなと、思うのが信仰です😂

なので、よくよく、考えてみました。

いもむしが家まで着いてきたことは、奇跡なのです。

一歩間違えたら、私の肩には乗れずに地面に落ちたでしょう。
街に落ちたら、灼熱のコンクリートで焼け死ぬか、鳥の餌食になったかもしれません。
地下鉄で誰かが気づいたら、落とされて踏みつけられたかもしれません。
もしかしたら、わたしがリュックの持ち方を変えた時に潰していたかもしれません。

嗚呼、「生きている」とはなんと素晴らしいこと!

いもむしのまま死んだら、もったいないいもむし人生だったけども...生きたので、立派な蝶にならんことを。

人も同じだと思う。
どこで事故があって、事件があって、死に直面するかわからない。
だから、生きていることは素晴らしい。
生きてるだけでハイライト。
生きたので、立派な人にならんことを。
(自分への戒めも含む)

やはり、わたしは生涯生き物係なのかな...

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