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【船橋謙一の何でも人生相談】親子関係について。

総和運輸代表の船橋が、読者や社員からの悩み相談に答えていくコラムです。

仕事・プライベートにかかわらず社員のみなさんの悩みが少しでも解消され、みなさんのより良い人生と更なる成長につながることを願って定期的に綴っていきます。それでは一つ目の相談に答えていきます。

【質問①】

私は兄弟がおらず、地元からも離れて生活しています。
今後も地元に住む予定はないのですが、
親の老後の介護や世話などはどうしたらいいのか不安に思っています。
施設に預けるか、多少自分の夢ややりたいことを我慢して地元に戻るのか、
どの選択が正しいと思いますでしょうか。(3年目女性)

【答え】

自分に都会で追いかけたい夢があれば、そちらを選択した方が良いと思います。昔と違って、今は、親の老後を社会が面倒を見る、介護企業が面倒を見る時代になっています。
実はこれは欧米では伝統的です。

親は子供に老後の介護で迷惑をかけないという考えです。

しかも、今後は少子高齢化で、若者の労働人口が減っていきます。若い人たちが頑張らないと、貴方の親を含めた、社会全体がもちません。そのため、高齢者さえ、健康を維持して働いてもらいたいという社会的な要請があるほどです。

貴方に限らず、ご両親も、理想としては、健康を維持して、介護施設に入らずに無理ない範囲で頑張ってもらいたいという状況です。あなたも親の健康はまめに気遣いましょう。

そして、もう一つ、その際に、親への感謝の言葉を何かしら伝えることにしましょう。
そうした配慮をした上で、自分の都会での夢を追及してください。

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【質問②】

私はとても父が苦手なのですが、親孝行をしたいと頑張って父と話そうと努力をしております。
ただ父の苦手なところが普段の会話でも眉間にしわを寄せすぐ怒ってくるところです。
話せば話すほど怒られる=嫌な気分になることが多く、ストレスを感じまた親を大事にしなければいけない事実を知りながらそれにストレスを抱いてしまっている自分に嫌気がさします。

どのように楽に父と接していけばよろしいでしょうか?(入社1年目女性)

【答え】

まず、お父さんへの感謝を伝えていくと良いと思います。
親子だと、親が子にすることは当然だと思うなどして、なかなか感謝を言葉にして伝えることは慣れないものです。
また、当然と思うだけでなく、他の親子と比較して、不満を持つという大人げない気持ちが、子供の時から続いている人もいます。

そうした事を考えると、一度は落ち着いて、父親とのこれまでの人生を振り返り、他と比較などせずに、純粋に、お父さんに何を自分がしてもらったかをなるべく思い出してみると良いと思います。
父親は娘に対しては当然上から目線であり、娘さんが至らないと思うことを叱るモードになりやすいと思いますが、どんな人にも自己愛があり、
やはり自分が大切にしてきた娘から感謝をされたい、と言う気持ちはあると思います。

突然感謝を伝えると、表向きは素直に喜ばないかもしれませんが、それでも内心は嬉しいものだと思います。
父と娘の関係に限らず、感謝は、人間関係の潤滑油だと思います。

良い一日をお過ごしください。


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