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【終了レポート】ようせいアートむら第2弾➡︎ようせいおばけやしき

『ようせいおばけやしき』が11/2(土)に養正小学校で行われました!!

ようせいこども会」主催、「養正小学校PTA」共催の形で昨年から始まったイベントに、今年は「養正児童館」と「左京西部いきセン」も運営に加わり開催することになりました。

当日は子どもと保護者合わせて100人以上の方々に来場いただき、運営側だけでも30人近くの人が関わりました。

この記事では、当日の様子を振り返るのと同時に、10月から子どもたちと進めてきた準備にもフォーカスしていきます!


準備:「ようせい・アート・むら」第2弾

子どもたちが中心となって進められた「ようせいおばけやしき」。
準備の段階から子どもたちが頭を動かし、手を動かし、ストーリーや仕掛けを考えて実践していきました。

子どもたちからアイデアがどんどん出て、みんなで一つのお化け屋敷を作るお手伝いとして、いきセンでは「ようせい・アート・むら」と題した企画を行いました。

ようせい・アート・むら」はこの夏に始まった新たな企画です。
そのときは、夏休みに子どもたちがアートを体験できるプログラムを全部で6つ用意して、「かもがわデルタフェスティバル」に向けて何ができるかを考え・実践する取り組みでした。

(夏の取り組みについては以下の記事に詳しく記載しています)

秋は「ようせいおばけやしき」に向けた内容で、「ようせい・アート・むら」を開催!
まずはその様子から振り返っていきます。

おばけやしきワークショップ!

第2弾のアートむらは全4回+番外編。

お化け屋敷についてのアイデアを膨らませ、そのアイデアを実際の小学校に合わせて落とし込み、必要な道具を作ったり怖い演技を練習してどんどん肉付けしていく作業をおばけやしきワークショップと題して一緒に進めていきました。

アートむら1回目:アイデア出し!

まず1回目はアイデア出し。
子どもたちの頭の中にある「お化け屋敷イメージ」をたくさん出して、今年のテーマを一緒に考えました。

子どもたちの想像力はすごいですね!
大量のアイデアが溢れ出し、書き出してもらった紙は最終的には床一面に広がるほどでした。

出てきたアイデアをジャンルに分け、いくつかのテーマ候補を絞った後、今年のテーマを1つに決定しました。
そのテーマに沿って、これまで出てきたアイデアに流れをつけていくことで、みんなのアイデアをまとめていきます!

アートむら2回目:ストーリーを考える!

前回決めたテーマをもとに、お化け屋敷のストーリーを考えていきます。
どういう設定で始まり、どういうお話を辿って、ゴールまで辿り着いてもらうのか。

ちなみに「ようせいおばけやしき」は昨年はじめて開催されました。
そのときに関わっていた子どもたちは昨年の経験も活かして、自分の小学校でどのようなお化け屋敷ができるかが、かなり具体的にイメージを作れている様子でした。

なので、漠然とストーリーを考えるだけでなく、より実践的に養正小学校でその話をどのように実現するかも同時に考えていきました。

ストーリーを考える一方で、出演する「おばけ」にもこだわります。
どのような「おばけ」になりたいか。衣装はどうするか。どう動くとより怖くなるか。
本番でのみんなのおばけ演技を見ていると、準備・練習の大切さを実感します!

アートむら3回目:小学校で打ち合わせ!

本番の10日ほど前には、関係者揃っての打ち合わせを養正小学校で行いました。
怖がる子どもたちへのケアをしてくれる養正児童館さんや、衣装・メイク・設営・演技の部分で技術を提供してくれる劇団の方々に、これまで子どもたちが考えてきたテーマやストーリーをお伝えしました。

せっかく現場にいるということで、小学校の中を歩きながらイメージを共有すると、子どもたちも大人たちも想像がいっそう膨らんだようでした。

小学校の長い廊下


アートむら番外編:動画撮影!

今回のおばけやしきのストーリーには、「小学校に潜入したユーチューバーが失踪する」という前日譚が設定に組みこまれました。
本番でのリアリティを上げるために、「失踪したユーチューバーが潜入時にライブ撮影していた動画」を撮影・編集しました。

設定も凝っているし、それを実現するための労力を惜しまない、子どもたちの熱意がすごいです!

「再生数ビュービューチャンネル」さんが失踪したという設定でした


アートむら4回目:衣装・小道具づくり!

本番が近づくなか、みんなで衣装や小道具を作ります!
お化けの衣装を作る人、動画の編集をする人、横断幕を作る人、小道具を作る人。
脅かすことを想定しながら、試行錯誤して作っていきます。

横断幕づくり
完成した呪いの箱。怖い・・
衣装づくり

本番:「ようせいおばけやしき2024」

そして迎えた本番当日!

朝から集合して、まずは準備です。
2階の廊下といくつかの部屋を「お化け屋敷」仕様に仕込んでいきます。
出演する子どもたちは、メイクをしてもらい、衣装を身につけ、自分の出番を確認します。
出演しない子は裏方として音や映像を出す準備を入念に行います。

メイク完了!
劇団の方々に本格的なメイクをしていただきました。


リハーサル中
出演する子どもたちも出来上がりにビックリしていました!

リハーサルも終えて、ついに14時半にスタート!!
写真で振り返っていきます!

6人くらいのグループに分かれ、それぞれに誘導役がついて小学校を巡ります。
誘導役には京都学生演劇祭の人たちも手伝ってくれました!
廊下を進んでいる間にもお化けが登場・・
いざ、最も怖い部屋へ入っていきます
すでにお化けが顔を出していますね・・
部屋の中は仕掛けがいっぱい
おそるおそる進みます・・・
不気味なものが置いてあったり・・



おばけ登場!
おばけ出動!
おばけ演技も板についてますね
校長先生もおばけメイク!
先生方もご協力ありがとうございました!
養正児童館さんは怖くないブースを担当いただきました
保護者の方々にもお手伝いをいただきました
最後まで階段には長蛇の列ができていました!

雨が降っていたこともあり、学校内は昼間ながらも薄暗く、お化け屋敷の雰囲気づくりにはちょうどよかったかもしれませんんね。
たくさんの方々にも来場いただき、運営側の皆さんもひっきりなしに動いていました。

片付けが終わって子どもたちがジュースとお菓子で打ち上げをしていたときもいつもより動きや口数が少なかったので、相当頑張ったんだろうと思います。

最初から最後まで子どもたちが自主的に作り上げていった「ようせいおばけやしき」。
いきセンも関わらせてもらって大変楽しい時間を味わうことができました。

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