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「ようせい・アート・むら」始動!!【第1回:演劇で遊ぼう<シアターゲーム>】

子ども向け夏休みアート体験企画「ようせい・アート・むら」の第1回目が7/25(木)に行われました。たくさんのご参加ありがとうございました。
本ポストでは、当日の様子を振り返っていきます。


そもそも「ようせい・アート・むら」とは?

夏休み中の子どもたちにアート体験をしてもらおうと、「ようせいこども会」さんとの共同で今年新たに始まった企画が「ようせい・アート・むら」です。
演劇・ジャグリング・ダンス・工作といった全6回のプログラムを予定しています。
会場は左京西部ふれあいサロンです。

演劇で遊ぼう!<シアターゲーム>

記念すべき第1回目は「演劇で遊ぼう!<シアターゲーム>」の回でした。全部で15人くらいの親子にご参加いただきました。下は3歳から上は中1まで、幅広い子どもたちが集まってくれました。

シアターゲームとは?

シアターゲームとは、演劇的な要素が取り入れられた遊びです。もともと俳優養成のためのトレーニングとして始まったものですが、社会性をはぐくむ効果が期待され、今では学校・会社研修・まちづくりなど、さまざまな現場でも活用されています。

「ようせい・アート・むら」でもたくさんのシアターゲームで遊んでみましたので、これからご紹介していきます。

①名前回し、拍手回し

参加者の皆さんにははじめに、今日呼んでもらいたいニックネームを決めてもらいました。決めた名前はテープに書いて、名札代わりに胸の部分に貼ってもらいます。
もともと知り合い同士の子どもたちも多いですが、はじめましての人たちも混じっているので、今日一緒にゲームを楽しんでもらうためにも名前の共有は大切です。

そして全員で円になって座ったまま、隣の人の名前を順々に呼んでいくのが「名前回し」です。 回していくたびにどんどん呼ぶスピードを速くしていきます。

名前を回した後は、拍手を回していきます。隣の人から拍手を受け取った人は、さらに隣の人に拍手を渡していきます。これが「拍手回し」です。どんどんスピードを上げていくのが目標です。

拍手以外のものも回してみます。
まずはタオル。
その次は、タオルを「爆弾」に見立てて回していきます。雑に渡したり、落としてしまうと爆発するかもしれないので、急がないといけないけれど丁寧に渡すことも大切に行いました。

②ミラー(鏡)

次は「ミラー」というシアターゲームです。

2人ペアになって、片方の動きをもう片方の人が鏡のように真似をします。腕や足だけでなく、指先や表情まで真似するのは意外と難しいですね。
途中で鏡役を交代します。ずっと続けていると、どっちが先に動いているのかが分からないけれどお互い動いている状態になったりもします。面白いですね。

ミラーは2人ペアで行うのが一般的ですが、子どもたちが急に3人でやり出したのが意外と面白く、せっかくなので3人もしくは4人のチームになってやってみました。
ぜひ皆さんも試してみてください!

ミラーの様子

③タルエダ(樽枝)

次のシアターゲームは「タルエダ」

これは全員参加のゲームです。
全員が「その場走り」をしている状態で、
「タル」という呼び声が聞こえたら、タル(樽)が転がってくるのを避けるようにジャンプ!
「エダ」という呼び声が聞こえたら、エダ(枝)を避けるように屈む!
というゲームです。

タルや枝以外にもいろいろな指示が飛んでくるので、その指示に合わせて対応していきます。
指示役を子どもたちにもやってもらうと、動物が現れたり、戦地になったりと、空想の世界が次々現れては消えていくので、まるで冒険をしている気持ちになりました。

④立ち座り

タルエダで汗をかいたので少し休憩。

その後は「立ち座り」ゲームです。
「タケノコニョッキ」にも似たこのゲーム。「1ニョキ!」という代わりに数字だけ言いながら、他の人と被らないように立ち上がり、全員が被らずに立てると成功です。

他の人の様子をじっくり観察して、被らないように注意を巡らしておくことが成功のためには必要です。

立ってみたあとは順番に座ってみたり。
そのあとは、なんと! 土下座状態から順番に顔を上げるのもチャレンジしました。視覚では他の人の様子が分からないので、耳だけが頼りです。
この日、一番全員が静かになった時間だったかもしれません。

⑤アーティストねんど

今度は3人で行うゲームです。
1人目が粘土役。2人目が粘土を動かして作品を作るアーティスト役。3人目ができた作品に名前をつける役。
粘土役の人は、アーティストに動かされるままで、自分では決して動くことができません。
名前をつける人は、アーティストの意図を汲んだり汲まなかかったりして、出来上がった作品に名前をつけます。作品名を全員に発表するときに、あたかも自分が作ったかのように、作品の持つ意味やテーマを壮大に語っているのが個人的にはツボでした。

アーティストねんどの様子

⑥「ここはどこでしょう?」

最後のシアターゲームです。
4人チームになり、チームでお題(場所)を決めて、ジェスチャーだけでその場所がどこなのかを他の人に当ててもらいます。
題して「ここはどこでしょう?」

今までのゲームの中で、演劇的な要素が1番大きいかもしれませんね。
チームの中で役割を決めて、何をどう演じると観客にも伝わるのかを考えていくと、どんどん場所の雰囲気が現れてきます。

3回目にはセリフありにして、より複雑な場所を演じてみました。

「ここはどこでしょう?」の様子。お題は「映画館」。


という感じで、この日の「ようせい・アート・むら」は無事終了。
わいわいと楽しい回になりました。
ご参加ありがとうございました!

次回:白塗り体験! 顔を真っ白にしてみよう!

次回8月1日(木)は白塗り体験
顔を真っ白にして、野外にも出てみるかもしれません!
京都学生演劇祭」の大学生さんたちがゲストで来てくれます。

ぜひお待ちしてます🙌

日時:8月1日(木)17:00〜19:00
会場:左京西部ふれあいサロン

【ご応募】

応募フォームに必要事項をご記入ください。
または、メールアドレス(info@sw-ikiiki.com)に「学年」「人数」「ご連絡先」「参加日程」を記載の上ご連絡ください。
ようせい子ども会さんへの連絡でも構いません。

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