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1本100円の水を1万円で売るにはどうしたらいいのか

起業家は何もないところから価値を生み出す。

その価値を付加価値といいます。

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例えば、1本100円の水を1万円で売るにはどうしたらいいのか

その水に特別な効能がないとしたら。売り方のセンスの問題じゃないでしょうか。

今回はホリエモンさんのツイートなどを引用しながら説明してみました。

・その水に特別な意味をつける=企画力

芸能人が飲んでいるという口コミがあれば、その芸能人のファンが1万円であっても購入するかもしれません。
(ちなみに私はアイドルオタクなので、海外に住む推しがいたとして、日本で採れるお気に入りの水があると聞いたら、誕生日に1本1万円かけてもプレゼントできるなあと思ったり。あくまで個人的見解です。)

その場でしか買えないというプレミアがついていたら1万円であっても記念に購入するかもしれません。
(想像したのは、大好きな電車が廃線になって、最後の運行日に終点の駅まで見に行き、そこで記念品として売られていたら高くても買っちゃうなと思いました。兄が鉄オタなので思いつきました。)

水ではないですが、クラウドファンディングでなぜお金が集まるのかって企画力があるからだと思います。

・その水が売れる道筋を分析する=調査力

水1本が必要とされている場所で、必要とされているタイミングで売られていたとしたら、価格がいくら高くても需要は高くなるでしょう。

特殊設備のあるサウナがあったとして、効能はめちゃくちゃいいのだけど、指定された水でないと持ち込むことができないとしたらどうでしょう。「すこしは水分を我慢しよう」と水をあらかじめ用意しなかったのにもかかわらず、どうしても水が欲しいのにすぐ出ることができないといった状況だったら買ってしまうんじゃないかなと思いました。

このような環境を作るには多くの知識や技術が必要になりますが、このような環境があるということが分かれば、そこに水を提供するだけです。

事前に調査ができれば無駄も省けますね。

キャピタリストの隣で起業相談を聞かせていただく機会もあるのですが、どれだけその事業について調べているかで計画の進み方も違うなと思います。

・その水の価値をうまく伝える=営業力

「これは今健康志向の方にすごく人気の商品なんですが、ここだけの話、もうすぐ販売中止になっちゃうんです。数が限られているので以前からご贔屓にしてくれているお客様にだけご紹介しているんですよ。」

「本当は2万円するのですが、1万円で売れるように上層部に交渉してきました。」

「この水は、世界で1万人を救ったことのあるおじいちゃんが難しい持病を持つ自分の一人娘のために世界中を回ってやっと見つけた、でも惜しくもその娘に届けることができなかった水なんです。」

こんな文句で買わないかもしれませんが。笑
大切なのはその人の人柄や話し方です。

普段から信用できる!と思われる人であれば「これとてもよかったです。買ってください。」と言うだけで何人もの人が買ってくれることもあります。

センスの磨き方

ではそのセンスはどうやって磨くのでしょうか。

まずはうまくいっている人を真似ること。
今回は私が知りたいなと思っていたホリエモンさんをたくさん引用しましたが、うまい考え方を持つ人を調べて真似ることってコスパもいいし、周りからの理解も得やすいと思います。

あとはやってみること。
私も人事としていろんな募集を出していますが、1か月続けてきてやっと応募が来やすいワードだったり見られやすい写真だったりが分かるようになってきました。
勉強を兼ねてnoteで記事を書き始めて2週間ですが、試しに今回「スキが来たら1つずつ公開します」制度を使ってみたところ、最多のPVとなりました。笑
いままで頑張って書いていた自分を思うとすこし悲しい…笑

無題のプレゼンテーション

でもこのようにやってみないとわからないことだらけだと思います。

VCのひよっこ人事による個人的まとめでした。読んでいただきありがとうございました!


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