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「学生起業家がXRで起業するために知っておきたいこと」リスト

先日行われたオンラインイベント「学生起業家がXRで起業するために知っておきたいこと」では、
現在ZOZOテクノロジーズでXR Specialistとして務め、個人でもxR 開発者向けコミュニティを主催・運営しているいっこうさんをお呼びして、XR業界で今知っておくべきことを沢山教えていただきました。

XRの押さえておきたいポイントが詰まっていましたので、レポを残しておこうと思います!

まだXRに詳しくない人にとっては、XRの技術や市場が今どこまで進んできているのかを理解するきっかけになるのではないでしょうか…!

イベント概要

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・zoomにてオンライン開催
・随時参加者からの質問を受け付けながら、学生起業家の鷲尾君と共に、XR Specialistのいっこうさんにいろんな質問をぶつけていきました!

≪登壇者≫
・いっこうさん
・株式会社ホロックスCEO 鷲尾くん

≪対象参加者≫
・XR事業で起業しようと考えている学生
・今後のXRテクノロジーを知り、市場予測がしたい起業家

登壇者プロフィール

・いっこうさん
株式会社ZOZOテクノロジーズ XR Specialist。

前職はメルカリの研究開発組織「mercari R4D」XR チームにてチームの立ち上げからエンジニア・マネジメントを務める。

個人でもxR Tech TokyoというxR 開発者向けコミュニティを主催・運営しています。

・鷲尾くん
株式会社ホロックス 代表取締役CEO。

立教大学4年。21歳。 最近Skyland Venturesなど3社から初回の第三者割当増資を実施した。

現在、ホログラムを使い、法人向けソリューション事業を行っている。

≪ARデバイス≫

Nreal Light / nreal社

Spectacles / Snap Inc

HoloLens 2 / Microsoft

Magic Leap / Magic Leap社

(話題になっている買収騒ぎ:https://www.moguravr.com/magic-leap-nreal/)


(小話)ARとMRの違いって?

(諸説ありますが…)いっこうさん的にはすべてVRである派。

VRは完全に目を覆ってしまうので、現実に干渉していないもの。
ARは現実世界にかぶせるもので現実世界に作用しない。
そして現実世界に作用するのがMR。
とはいうものの、ARとMRは似たようなものになってきている。

(参加者のチャットより)
AR: 現実+仮想.そして見るだけ
MR: 現実+仮想.触ることができる
VR: 全部仮想


≪モーショントラッキング用デバイス≫

Vicon

1300万円が今なら900万円!だそうです。(高い…)

OptiTrack

このように高い設備投資が必要になります。
Vtuberの配信をするためには、これと配信用の場所と器材と考えると…。

10万円~の安いものもありますが、精度もだいぶ変わってきます。


≪ホログラムディスプレイ≫

Looking Glass

めがね型とは違って、Looking Glassは裸眼で複数人で体験ができます。
似たようなものを開発している会社はいくつかあるそう。


(小話)ホログラム界隈はいまどんな感じ?

「ホログラム」とは意識しなくても街中に出てくるようになった。今後こういうものも増えていくのでは。

ただ、ホログラムという言葉が広まってきたからこそ、ホログラムで無い物にも乱用されてしまうことがある。

ホログラムとは
ホログラフィーを利用して作り、見る角度によって像が浮かぶ図柄。


(小話)ファッション × XR

ZOZOテクノロジーズで勤めるいっこうさんならではのテーマについても伺いました!

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リアルでの服は今後必要なくなってくるかもしれない。オンライン会議で映るトップスの売上は伸びてきているが、ボトムスは売れていない。

ファッションは人に「見せるもの」。リアルで会う必要がなくなれば次は「SNSで映えるためのファッション」が出てくるのではないか。

今後は以下のトミー・ヒルフィガーのようにバーチャル上に組み合わせた衣服にも注目したい。

また、服はほとんどが着られずに廃棄されている現実があり、このトミーヒルフィガーの取組みのようにすべての設計プロセスを3Dデザインにすることで、時間、費用、資源の無駄の削減が期待される。

ユニクロもCLOという3Dソフトウェアを使っている。
(3Dデザイナー採用ページ: https://www.fastretailing.com/employment/ja/uniqlo/jp/career/creative/joblist/detail/?id=1185

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(その他、ファッション×XRで話題になっているニュース)


(小話)XRで起業するときのプロダクトの作り方について

投資家やエンジニアを集めるために大切なのはプロトタイプの見せ方です。

いちから株式会社の例でいうと、iPhoneXのAnimoji(Face Tracking with ARKit)を使うことで伝わりやすいプレスリリースになっています。

またまだプロトタイプが出ていない状態で、今からどういうものを作るかを説明するときも現時点で配信されている機能(ARならReality Composerとか)を使えばいいのです。

動画を見せてインパクトを残すことも大事。Magic Leap社はこの動画で大きな資金調達を成功させました…!


【最後に】XRで起業しろ!

木下さんが今XRに注目している理由について語っていました。

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どうせこのタイミングで投資するなら、短期の売り上げが上がらないものでもいいだろうと考えている。

XRで起業しろ。

例えばBtoBSaaSは営業ができないこの現状で、わざわざ若手がやるべきことじゃない。
今だからこそ、短期では売りあがらなくてもいいので、新しい分野に挑戦してほしい。

初モノに挑戦する人には投資したい。
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小池さんツイートありがとうございます…!
SV実はすごく投資意欲がありますので、XRで起業を考えている方はぜひ一度ご相談いただければ何かお力になれると思います!




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応援したい、でも応援されるのも嬉しい。 中の人@はつた/Skyland Ventures https://twitter.com/SVnohachi