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【iPhoneで動画編集】基本テクニック「テロップ挿入」編

みなさん、こんにちは。オオタコウジです。

私のnoteでは、スマホ(特にiPhone)で動画編集するためのノウハウやテクニックに関して投稿しています。本日は基本のテクニック。これからスマホで動画編集をしてみたい!という比較的初心者の方へ向けての内容です。

本日のテーマは、

動画編集における基本「テロップ挿入」について

そもそも動画編集の工程には何がある?

大きくは3つの作業で完結します。まず①カット作業、次に②テロップ挿入作業、最後に③BGM挿入作業。これで終わりです。本日のテーマは中でも、最も時間がかかる作業であるテロップ作業。

※私がいつも編集しているアプリは、「Videoleap」を使用します。「VLLO」というアプリもオススメですのでどちらか使用してみて下さい。無料アプリ(例えばiMovie)では以下の作業は全て行えませんのでご注意下さい。

まず私はテロップを3種類に分類して作っています。

テロップの種類とは?

①セリフテロップ ②表題テロップ ③トランジションテロップ

これは私が呼んでいるだけの名前です。検索しても出てきません(たぶん)。しかしどの人の動画を見てもこの3つのテロップでテロップの種類が説明できます。

ではまず、最もイメージの付きやすい、セリフテロップから作業をしていってみましょう。

テロップの基本①「セリフテロップ」

これが一番時間がかかるテロップです。で、100本以上動画制作をしてきた私から言えるのは、ある程度のラインでの妥協をオススメする、ということです。

動画制作ではテロップ挿入が最も時間がかかる作業です。ですので動画制作時間の大小を決めるのは、“どれくらいテロップ挿入するか”です。

全てのセリフにテロップを挿入している動画の例は、ヒカルさんの動画です。全ての会話にテロップが挿入されています。本当にすごい、すごい作業量だと思います。尊敬。

※ちなみに、この記事を書きながらセリフを自動挿入できるソフトってないのか?と思ったので調べたところ、存在しました笑。表現方法にあまりこだわりが無く、ただ字幕のようにテロップを付けたい、という方はかなり使えるソフトと思います。

コチラ ⇒ https://vrew.voyagerx.com/ja/

はい。話を戻します。会話テロップの挿入については、ある程度のラインで妥協をオススメするというお話をしました。その理由は単純に作業量が膨大になるからです。編集マンがいる、時間に余裕がある、という方は全てのテロップを挿入しても良いかと思います。今回の記事は、動画編集を始めてみたい!という方を対象に作っています。

そもそも会話テロップはなぜ必要なのでしょう?

テロップのメリットとは?

・分かり易い

・情報が正確に伝わる

・会話の内容にインパクト(印象)付け出来る

・電車などで見られることを想定した時、イヤホンが無い場合、音が聞けなくても内容が伝わる。

このあたりが考えられるメリットです。

ですので、動画の内容と合うかどうかも大切ですが、会話テロップはあればあるほど良い、ということが言えると思います。動画の嗜好にもよる(シネマティックな動画、映画っぽい動画とか)のでこの限りではありません。

では会話テロップの挿入に関して、妥協ラインをどこで引くか。

第1段階。最大の覚悟、全部セリフを入れる。これヒカルさんなどはそうですね。全部にテロップが入っています。編集しているまえっさんはめちゃめちゃ苦労されていることでしょう。参考の動画はコチラ


第二段階。注目してほしい会話など、重要な会話のポイント。要点を話しているポイント。プラス聞き取りずらい箇所に挿入する。※私はここでラインを引いています。

第三段階。必要最低限のセリフのみ挿入。まぁ正直音声が聞き取りやすいのであれば、これでもいいんじゃないかと思います。

現状、有名ユーチューバーの方の動画は、ほとんどがテロップ挿入されています。この点をみると、媒体や伝えたい内容にもよりますが、基本的には会話テロップが挿入されている方が“良い”という判断が出来ます。つまり、あればあるほど良い。でも無くても成り立つ。そんなイメージです。ご自身の動画の目的、作業環境、作業時間と相談して、ラインを設定してみて下さい。

テロップの基本②「表題テロップ」

これ私は重要だと考えています。皆さん動画を見てる際、その動画の全てを見ますか?見たいところをスクロールして飛ばすこともあると思います。
ある程度タイトルが伝わってるのであれば、問題ないかもしれませんが、そのシーンが一体何が行われているか、視聴者が置いてけぼりになっている動画になってしまいます。そんな時、画面上部に、「今何をしているシーンなのか」これが明示されれば視聴者を置いてけぼりにしない、維持率をキープできる動画になります。これも割と重要だと思います。

※一番参考にしやすいのは有名なラファエルさんのテロップの使用方法なので参考にしてみて下さい。参考の動画はコチラ。

左上には、チャンネルアイコン(ブランドアイコン)、その隣に、その動画のテーマ(表題)テロップ、さらに右側にはそのシーンが何を表しているかの表題テロップ(2)、そして演者さんの会話を表現するセリフテロップ。

テロップの基本③「トランジションテロップ」

最後に、トランジションテロップ。トランジションは本来、場面転換の意味ですが、ここにテロップを挿入します。

どの場面に切り替わるか、事前に視聴者に投げておくことで、次に映った映像の理解度が高まります。何が起きているか視聴者と制作者のイメージを一致させておく目的ですね。

参考に、私が制作した動画の「0:54」あたり。

白背景のに文字「沖磯に到着!」画面を入れています。このように場面を転換させる際に利用するのがトランジションテロップです。時間経過や次に何を映し出したいかを視聴者に明示する目的で使用します。

以上です。
テロップも様々な用途があることがお分かりいただけましたでしょうか?

このようなことを、頭で解釈しながら、制作してみると、そのテロップの必要性を理解しながら編集できるのではないでしょうか?色んな人の動画を見ると、テロップの目的や種類が様々で勉強になります。

お読みいただきありがとうございました。
それでは次回まで、お元気で!

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