スウェーデンの子育て事情
授業が同じ友達に誘われてムエタイ、ブラジリアン柔術ができるカルマルの道場に毎週火曜日と木曜日きているが、そこにはいつも子連れのママさんが参加している。彼女はアジア系の見た目でとにかくママさんとわからないぐらい若い。初心者のクラスと上級クラスがあって、上級クラスでキレのいいキックやパンチは見た時はものすごくかっこよくて印象的だったのを覚えている。今のところ直接的に話したことはないが、雰囲気はとても優しそうで、フェミニンな印象を持った。お子さんはまだ小さく、道場の周りを駆け回ってるのが日常茶飯事だ。道場の全員から可愛がられており、金髪の髪に青色の目が特徴的である。スウェーデンでは、バスの席には必ず、ベビーカーを乗せられるスペースが当たり前に設置されていたり、電車でも同様、至って普通の光景である。また、男女平等主義の考え方から、よくベビーカーを引いてスーパーに買い物に来ている男性もよく見かける。育児を女性任せにするのではなく、男性と女性が共に子供を育てる、それを社会が守って保証するという考え方がとても素敵だと考えた。もちろん、LGBTQに寛容な国でもあるので、ゲイやバイセクシャル、レズビアン人たちのとっても心地の良い社会構成になっている。また、スウェーデンの男性は育児休暇取得率が高いため、本当に男女が「共同」して育児ができるというわけである。また、私の周りでも大学に入ることに年齢の制限がないことに気づいた。日本だと一般的に18歳から22歳までを想像すると思うが、スウェーデンではどちらかというと19歳の子もいれば、33歳のクラスメイトもいるように、とてもレンジが大きい気がした。また、みんな大学の学位のために大学に行ってるわけではなく、本当に自分が心から学びたいと思ったことを学ぶために大学に来ているように感じた。そのため、授業中に寝ている、内職している人などはほとんどおらず、みんな熱心に勉強をしている。勉強させられてるのではなく、勉強しているの方が正しいと思った。なぜならみんな楽しそうに教授の話を聞いてメモしているからである。
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