【column #16】Mrs. JAPAN contest🌹/ みるめ

突然ですが、みなさん
“コンテスト”と聞くとどんなイメージをお持ちですか？？

「とても煌びやかな世界で、私には無関係な世界」

私はそう思っていました。

そんな私が、なぜ『Mrs. JAPAN』というコンテストにエントリーするに至ったのか。

今考えても、本当に何にも考えてなかったな。
そう思います。

ただ、今の自分に自信が持てなくて、
今の自分は今後どうしていきたいのか、
どうなっていきたいのか、
わからずに過ごしていた日々。

今の状態から脱却したいのに、
そのきっかけもなく、そしてきっかけを作ることもできず漠然とモヤモヤしている、
そんな日々を過ごしている時に迎えた一粒万倍日。

“何かスタートするのにめちゃくちゃ良い日！”
それは分かりつつも、その日が終わりかけていた23:30を過ぎた頃、ミセスジャパンのエントリーページと出逢いました。

結論から言いますと、
ミセスジャパンに出逢えて本当に良かった。

コンテストに捧げた期間を通して
心の底からそう思います。

生てきたこれまでの時間や自分のことを
こんなに振り返った期間はありませんでした。

今までの自分を
自分が生きてきた環境や周りにいてくれる人達、そしてそこに抱いてきた感情を、1つ1つプラスに転換して肯定していく作業を繰り返す

普通に生活している中で、そんな期間を過ごすなんて、このような機会と出逢わなければ今の私はなかったなぁと。そう思います。

ご挨拶が遅れましたが、
私は「みるめ」こと白柿紗弓と申します。

生まれてずっと宮崎県延岡市在住。
既婚、37歳、子どもは3人。
離婚経験者で、2人は元夫との子どもです。
一番下の子はミセスジャパンエントリー時、生後5ヶ月。育児真っ只中。

仕事は会社経営。
26歳の時に保育士という職を手放し、起業して、県内外に、6店舗の異業種展開をしています。

良いスタッフにも恵まれて、おかげさまで会社も順調に大きくなってきています。

ただ、37年間の間にはもちろん良いことも悪いこともあります。過去は変えられない。

けど、過去に対する自分の心の在り方を変える事はできる。

そんなこと、頭ではわかっていても、
現実にそこに向かい合う時間なんて、
育児をしながら、仕事もしながら、取れるわけがない。
取ろうという余裕もないし、そこにわざわざ向かい合うことをしようなんて気持ちは毛頭ない。
そんな日々を送っていました。

「ミセスジャパンは、コンテストではなくページェント」

説明会でそう言われました。

競うものではなく、あなたの人生の1ページとなる。人生におけるその1ページがステップアップの大きなキッカケになってほしい。
ミセスジャパンは、そのための学び舎である。
主催者である吉成絵里香さんの言葉でした。

ミセスジャパンの理念は、
「全てのミセスに輝けるステージと賞賛を。」

いくつになっても美しくありたい。
そう願うことは女性にとって自然なこと。
一人の女性として、妻として、母として、
幾つもの人生経験を重ねることによって生まれる女性としての本当の美しさ。
普通のミセス達が、自信と誇りを持って輝ける特別な場所。

女性の社会進出がうたわれる現代においても、
女性は望む望まないに関わらず結婚、出産・育児、介護など、家庭に入ることで
社会や自身のキャリアからリタイアせざるを得ない現実があります。

ミセスの美と魅力は外面だけではなく、
それまで生きてきたストーリー、子育てを含めたキャリア、
教養、日々のライフスタイル、それら全てによって培われます。

母として、妻として、自らを形成する全てが審査対象であり、
大会を通して女性たちは経験と学びを得ながら「真に輝く女性」を目指します。

・・・これまでに培ってきた経験や感性を「自信」に変えてステージ上で表現する。
そしてその自信（自分を信じるということ）が、人から見た私の魅力となる・・・

これまでもいろんなことを頑張ってはきました。
商業卒でもない、経営なんて学んだこともない、
起業なんて無知の状態の保育士からお店を出すに至った時も、そこから2店舗目を出した時も。

頑張って何かを奮起するたびに悪い噂を立てられて叩かれて、心が折れかけたこともありました。

お店を辞めようとも何度も思いましたし、
誰にも頼れなくて心を開けなくなった時期もありました。

その中でも頑張ることでしか、前を向くことでしか、自分を立たせてあげられなかった。

なのに頑張る自分を肯定することもできなくて空回りしたり、足りない事ばかりに目がいって。

頑張っても頑張っても、
自分の自信に繋がらなった。


ミセスジャパンの期間を過ごすことで、
繋がらなかったのではなく、繋げることを私が出来なかっただけだったんだなーと気付きました。

今思えば、
すごく簡単なことだったな。という感じ。

その簡単なことが出来ない、
見つけられない日々の過ごし方を自分がしていた、それだけのことでした。

2021年6月にトレーニングをスタートしてから、
8月8日までの約2ヶ月間。

大好きな仲間に出逢うことが出来ました。
みんな自分に自信がなかったり、
なんか変わるキッカケが欲しかったり、
側から見たら輝いているように見えるのに、
本当はそれぞれに想いが違っていて。

トレーニングを通して、
みんなと話していくうちに、
みんなのことが大好きになって、
私だけじゃなかったんだなって共感したり、
勇気が持てたり、励ましてもらったり、
一緒に泣いたり笑ったり。
本当に本当に楽しかったーーー。

トレーニングへ向かう都城までの移動は、
時間もお金もかかって大変だったけど、
みんながいたから頑張れました。

行ったらみんなに逢える！とか、
みんなと一緒にトレーニングできる！とか、
一緒に時間を過ごせることが、どれだけかけがえのない時間になったことかと思います。

そして、8月8日。
朝からみんなすっごく綺麗で。
朝から感動して泣いて。
スタッフから届いた花束にも感動して泣いて。
初めてドレスで歩くステージは、
緊張のあまり脚は震えスピーチは間違え、
ただただ、笑顔だけに自信はありました。

これまで、どんなに辛いことがあっても、
お客様の前ではちゃんと笑顔でいたこれまでの自分があったから。

ただただ、ちゃんと笑ってよう。
そんな気持ちでした。

宮崎大会ではグランプリ受賞。
名前を呼ばれたときの私のガチで驚いた顔は、
今となっては笑い話になっておりますが、
その後のアフターパーティー、予想もしないグランプリのプレッシャーに、どれだけ胃が痛かったことか。

その後、一緒に宮崎大会に出場したメンバーが
大阪大会や、広島大会、福岡大会へリベンジし、
各地でティアラを獲得。
6名の仲間と一緒に日本大会へ向かえること、
本当に本当に嬉しかったです。

2021年12月8日〜11日
4日間に渡って開催された日本大会。

4日間、静岡県にある下田ビューホテルにて
一緒に過ごすルームメイトになったのは、
新潟県代表の本多千恵子ちゃん。

初日である8日は私の誕生日。
ふとその話をルームメイトに話したところ、
夕食時に70名を超えるファイナリストメンバーからハッピーバースデーの大合唱をしていただけたことは、もう一生忘れません。

そんな初日から、あっという間の4日間。
オリエンテーションからスタートし、
各レッスンや、リハを挟みながらの、
ウォーキングバトル（いかに美しく歩けるか）
プレジャッジ（面談面接）、
タレントショー（3分間でショーを披露）
グランドファイナルステージでのドレスウォークに、スピーチ。

厳しくも愛の溢れる、緊張しっぱなしだけど楽しい、本当に感情の忙しい濃い4日間だったなと振り返ります。

嵐のように過ぎたけど、
本当に本当に楽しかった。
「集大成」
この言葉がぴったりな4日間でした。

振り返って思うのは、
すごく愛の溢れた大会だったなということ。

そこにいるOGメンバーの皆様も、
ファイナリストの皆様も、
みんな美しいばかりでなく、心も素敵な人ばかりで、思いやりと愛に溢れていて。
そんな人達の中に一緒に居られることや、
その場所や空気感を体感できたことは、
とてもとても幸せな経験となりました。

Mrs.JAPAN2021の大会で私は、
〜もっとも個性が輝くミセス〜
MRS JAPAN PERSONALITY2021
を受賞することが出来ました。

宮崎大会でも
グランプリと別にいただいたパーソナリティ賞。個性は日本大会でも健在だった模様。

さてこれを1ページとしてどう私の人生に活かしていくか。起業して一番最初に初めたお店『milume（ミルメ）』は個性が売りのお店でした。6店舗が落ち着いてきた今、原点回帰。
これからがまた楽しみです。

また今年2022年からは、
サポートメンバーとしてミセスジャパンに携わらせていただくことになります。

2022年は、なんとここ延岡の地にて、
ミセスジャパンのトレーニングが開催される予定となっています。
（エントリー者の居住地域により変更の可能性もあり。）

すでに2022年宮崎選考会のエントリーもスタートしています。
ぜひ、このかけがえのない体験を、
“私には関係ない”と思っている方にこそ、経験して欲しい。

輝かしい場が関係ないと思っている人ほど、自分自身に光を当てず、自分でない誰かのために頑張っているからです。

だからこそ、輝けます。

そして何より、自分を輝かせてあげられるのは、
他の誰でもない、自分自身だから。

自分を輝かせてあげることに、時間や手間暇を割くということ。そうすることで、周りからも丁寧に扱ってもらえるようになるという原理原則。

自分を愛してあげることが、
周りからも愛されるということに直結しているという法則。

これも知ってはいたけど
ちゃんと解っていなかった。

ミセスジャパンを通して
知っているとやっているの違いに気付き、体現をする大切さを学ばせていただきました。

体現できることは、まだまだもっとある。
自分自身の可能性を信じて、これからも楽しみながら体現できることを増やしていきたいなぁ。
そう思います。

こんな振り返りの機会をくださった、SVBC様、ありがとうございました。

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