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【column #11】香港とbad times discoとレコード。/ death.m.k.

《香港は福岡から飛行機で3時間くらい。
北海道に行くのと時間が変わらない、身近な海外である中国にある香港。

中華料理は絶対美味しいし(中国圏内で中華料理って地区ごとに違ってイメージ四川みたいに辛く無いのあるみたい)100万ドルの夜景って言われるくらいに綺麗な都市、黄砂と言われなくなったPM2.5とか大丈夫なのか(私は喫煙者ですが現地中国より喫煙所の方が指数高いんですね)とかとか気になります。

1997年までイギリス領であったということもあり人種も様々な方々住んでいたり、私も好きな音楽においても色々なカルチャーがあるみたい。
延岡出身香港在住の彼。
そもそも言葉もわからないし、ネットでは検索してもヒットしない情報ばかり、彼が開拓したここでしか聞けない話をどうぞ‼︎》
                編集部 林田
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香港に来てちょうど3年が経った。 1年で帰ろうと思ってた。 何故香港に来たかと言うと、平塚に住んでた時に仲良かった先輩が香港のフレンチレストランのヘッドシェフで忙しいから日本人誰かいない?って事でフレンチ未経験の僕を呼んでくれたのがはじまり。  今はいろいろあって寿司屋にいる。


香港に来て2年くらい経った頃僕は友達もほとんどいなくて休みの日は歩いてレコード屋とかリサイクルショップを探してまわり、一日中レコードを掘った。 香港でdjやってみたいなとか思ってたけど、英語も少ししか話せないし、コネクションも無いし機材も持ってきてないし… 。 
そんなある日いつも行く300円均一レコードショップでレコードをガサガサ漁ってる女性に会った。 彼女の名前はani。newyork 出身で香港でdjやジャーナリストをやってるんだそう。 たまに一緒にレコードを買いに行ったりしてるうちにオンラインのレコード屋をやる事になって誕生したのが"bad times disco"
オンラインって言ってもネットの販売はほとんど無くpop up やどこかのレストランが主催してるレコードマーケットがメイン。レコード屋をやってるうちにいろんなクラブやレストランの人にも僕らの事を知ってもらってdjのブッキングももらえるようになってきた。

                            design : shutoo grinramma


香港ではじめてdjをやったのは大好きでよく1人で行ってたpotato head 。 vintageのjblのスピーカーとureiのロータリーミキサー。幸せだった。

僕が香港に来て凄く思うのは人との出会いで人生は凄く豊かなものになっていく事。香港って本当にいろんな国の人達がいていろんな言葉や文化を感じる事ができる。あと何年いるかわからないけどもっといろんな人を巻き込んでいけたらなと思ってる。


香港で見つけたレコードを少し^_^

plastic love のカバーが人気のアニタ ムイさん。 彼女他にも何曲か竹内まりあのカバーをしていて、そのうちのひとつがこれ。 オリジナルよりもアーバンブギー感強めで良いです^_^


香港ではきっとメジャーな存在で、80年代終わりから90年代にかけて何枚かアルバムを出してた2人組のecho の曲を1曲。 オールドスクールエレクトロとかブギーファンクっぽい雰囲気の曲が多く、香港のこの時代のレコードはジャンクにはほとんど無くてまぁまぁ高いです。


▶︎Instagram 
 booggie_or_dmk
   
badtimesdisco

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