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ウクライナのラップグループ、Kalush Orchestra。

ウクライナの若者たちが地獄の悲しみに負けずに元気にラップしている。かれらはラッパーのOleh Psiukとマルチインスゥルメント奏者の Ihor Didenchuk (Ігор Діденчук)によって、2019年に結成された。

"STEFANA"(2022)
「ステファニア、おかあさん、ステファニア。
野原は花盛り、でもあなたの髪は白髪、
子守歌を歌ってよ、おかあさん。
おかあさんの言葉が聞きたいんだ。」


「後ろには山々が見える。悲しみはない。
カーテンは閉まっていて、エンジンの音は聞こえない。


わたしの大地! 森は海の間に広がっている。
わたしの肌は白いけれど、
子供の頃は(みんなと同じように)黒い土を一握り食べたものさ。
それはわたしの体の中を流れていて。
わらしはただ人間だ。


何百万人もの人々の中で
わたしはただ生きて空気を吸って、
朝になれば新しい日が来てほしい。

山々の間には花が咲いている、
でも、まだ誰もそれを摘み取らない。
踏みにじられるのではなく、
永遠にただそこにある。
そして、おれたちはここにいて、
スニーカーをコンクリートにこすりつける。


ここの路地には星ではなく、穴がある。
おれたちは、傷を癒すものを探していた。
近くには何でもあるのに、
なんでこんなに痛いんだ?
雪をかぶった山々に雲がまた消えた。

誰もが平和を切望していた。
できるさ。そして、
かれらもそうすることができた。
背後には山々が見える。悲しみはない。
カーテンは閉まっていて、
エンジンの音は聞こえない。」




「No sleep 。
おれは答えを見つけることが終わるまで眠らない。
止まらないんだ、この癌の
治療法を見つけるまでは止まらない。



時々おれは行くような気がする。
おれはめちゃめちゃバラバラにされてる。
どういうわけかおれはおれが望まれるために
幽霊が出ることを知っている。


おれは見てきた '、
おれは
おれの時間のために影で待っている。
おれは探してるんだ。
おれは明日のために生きて来た。
おれの人生のすべては影のなかさ。

おれたちの母親の心はズタズタさ、
泣かないで、ママ、おれたちの時は近い。
日が昇れば、占い師はみんな消える。」



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