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マウンティングの被害者救済

このnoteでは「マウンティング」について、書いたら「スキ」を、頂くことが多くなっています。
学校教育でのマウンティング|鈴木良実|note
日本のマウンティング|鈴木良実|note

そこで、今回は

マウンティングの被害者

の方々に、少しばかり救いになると思う話を、書いてみました。

昔あるSNS上で

正社員に成れない私でも
結婚してよいのでしょうか?

と、悩んでいる人に、アドヴァイスを送ったことがあります。そのやりとりの細部は、ここに乗せる必要ありませんが、彼女が感謝してくれたのは

正社員の価値を明確にした

ことでした。今にして思うと、彼女は

正社員に成れないくせに

マウンティングを受けていた

のでしょう。そこで、私が

正社員は
研修などでマナー訓練を受けている
責任を取らされる

等の点で、違いがある場合がある、と指摘して、その上で

これは自分の考え方で対応できる
例えば
マナーは自分で学ぶ
責任を持つ行動をする

と、書いたところ、彼女の救いになったようです。

さて、この話が、ナゼ上手くいったか考えて、もう少し一般化してみましょう。

まずは、マウンティングされている人の気持ちを、考えましょう。多くの人は

最初は不快感や反発
そのうちに
自分の自信が無くなる無力感

に襲われます。ここで、マウンティングの場合は

全人格での優位

で迫ってくる点に注意してください。つまり

お前は(人として私より)ダメだ

と言う迫り方です。しかしながら、実際は

特定の仕事での優位
学校成績での優位
等の
一部の優位

でしかありません。それを、納得すると、気持ちが楽になります。

そのため、まずは相手のことを、客観的に評価してみましょう。その時大事なのは

相手は何が強いか

を具体的に言うことです。これをキチンと行いその上で

その部分は強いね

と見直すことです。例えば

よい大学の卒業
と言う人は
高校時代の受験勉強頑張った

とまずは評価しましょう。

しかし、次に大切な作業は、こうした良さの範囲を、キチンと見ることです。こうして、範囲を限定して

全人格で優れているのではない

と見ることが出来ると、自分が卑下することが少なくなります。有名大学出身でも

勉強の努力はした
学校の成績はよかった

は、認めても

人を見る眼がある

などは、別のモノです。相手のよい部分は敬意を払う、しかしそれが全てではない。こうした姿勢が

マウンティングを受けない
大人の対応

になると思います。

#マウンティング #全人格優位 #客観的評価


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