社会の予測は必要か?
今まで、社会の変化の予測が、会社の経営者や上級管理職に必要な能力、と書いてきました。
しかしながら
このような予測をどのように行うか?
と考えると、とても難しい感じがします。一例を挙げれば
1950年代のSFの21世紀予測
でも
部分的に当たっているモノはあるが
満足できるモノはありません。
さらに言えば、現在の日本社会を見ても
少子化の影響での人手不足
AIの進化による大量解雇
という両条件のバランスを見た
社会のモデル
を作ることも難しいでしょう。
さて、この問題について、一つの答えがあります。それはドラッカーの
未来のことは予測できないけれども
すでに起こってしまった未来を探せ
と言う姿勢です。社会の変化は、突然に全てが変わるのではなく
最初は微小な変化
です。例えば、現在の
AI対話ソフトによる雇用変化
も、まだ採用抑制や、解雇には至っていません。しかし、この現象にキチンと向き合って、対処を考える。これが、
本当の経営者
でしょう。
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