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知識を生かせない人に

昔、私が会社生活で

自分を生かさないのは会社が悪い

という不平を持つ社員を、色々と見てきました。その中には

大学院卒を生かせない

というものもあります。

彼らの不満は、現在特有でしょうか?そうではないようです。古くは韓愈の

名馬なきか伯楽なきか?

の議論もあります。韓愈が言ったことは

能力ある自分を
見出さない支配者が悪い

です。

さて、このような人在の極端な発言は

自分の力は試験で発揮する
従ってよい試験問題を造れ

というものです。さすがにこの発言は、多くの人の顰蹙を買いました。しかしよく考えてみると

我が学説が適用できる状況がない

という不満を持つ理論家が少なくありません。もう少し広げると

XXで成功したからそちらもと勧め
失敗したら
そちらの状況が悪いと逃げる

経営指導者もいました。

彼らの発言の本質は

私の力を生かさないそちらが悪い

です。こうした態度の人が多くなると、世の中の問題は解決されません。

しかしながら、この様な

自分の力を生かせ

要求をしている人たちの一部には

知識の生かし方を知らない

人がいるように思います。つまり学校教育でも

与えられた問題を与えられた範囲で解く

訓練が主体です。将棋でいえば

詰め将棋の訓練
だけで
盤面を観て着手
の訓練がない

状態です。

こうした人に、着手の方法を教えることは、効果があると思います。

一案として
生きた知識の成功手順|鈴木良実 (note.com)
を参考にしてください。

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