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限界をわきまえた知識活用

学生から、社会に出るときに

今までの学問知識の活かし方

を考えると、これから先に得るものが大きいでしょう。もう少し詳しく言うと

仕事の場では知識で説明
ただし
知識の限界をわきまえる

と言う姿勢が、これから先の人生に置いて

差別化を図る力

になります。

さて、このような姿勢のために

現在の科学の前提
理想化したモノで考える

を知っておく必要があります。

この一例として、自動車などで使われている、4サイクルエンジンの説明図を想像して下さい。例えば
4ストローク機関 - Wikipedia
です。

ここでは、シリンダの中でピストンが上下する図で、エンジンの動作を上手く説明しています。さてこの図では

シリンダとピストンは変形しない

と言う前提で描かれています。しかし実際は

熱による膨張
冷却による収縮
摩擦による摩耗

等で、常に形が変わっています。更に極端な話をすると

シリンダやピストンを作っている
鉄やアルミも高熱なら燃える

と言うこともあるのです。

但し、理論的に考える時には、こうした変形などが起こらない

理想的な状況

を使わないと

複雑すぎて混乱

します。

さて、メーカーでエンジンを作ったり、保守したりする立場なら

理想化での見通し
その上で
熱や摩擦の影響を加味

と言う風に、色々な面から検討する必要があります。

しかしながら、熱膨張等についても

理論的検討で説明

することで、理解が深まります。特に

熱膨張を無視できる範囲

を理論的に知ることで

教科書の限界を考えて使う

ことができます。

こうした姿勢が

学問知識を活かす

仕事を導きます。

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