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ピーターの法則対策

色々な組織の腐敗の一つに

ピーターの法則
人は己の無能が証明されるまで出世する
従って組織の幹部の多くは無能な人の集まり

が有ります。これは、特に

降格制度の無い組織

で多く起こります。アメリカなどの市場主義なら

不適切者は排除

と言う対応もあります。

さて、この状況はなぜ起こるのでしょうか?

一つの理由は

昇格の判断を今までの働きで行う

からです。この時

名選手必ずしも名監督ならず

と言うトラブルが起こるのです。

さて、この対策は

昇格先の必要人財を明確にしている
昇格先の機能定義をキチンと行い
必要なスキルが明確になっている

が有効です。

特に、日本的な組織は

機能が明確な機能集団
でなく
帰属できまる基礎集団

と言う傾向があるので

機能定義が弱い

傾向があります。このため、しっかりしていないと

ピーターの法則が成立

が多くなります。

この為、経営者や管理者は

現場(部下)への丸投げをせずに
機能定義をしっかり行う

ただし

基礎集団としての育成

も考える姿勢が必要と思います。

また、動機付けに関しては

出世を使わない

が必要です。動機付けに、出世を使うと、どうしても

年期だから昇格

と言うお情け人事が生まれます。これを避けるために

その仕事の喜び

をキチンとして、動機付けすることが重要です。

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