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娘発熱、その時すず太郎家は・・・の巻

※これは我が家で娘が発熱した際の行動履歴を記したものです。他の方の参考にならない部分も含まれておりますので、あくまでも「結果、こうなったんだ」という視点でご覧下さい。


【7/25 4:30】

私がいつも目覚めるタイミングで何故か娘も起床。同時に嫁も目覚める。

娘が「気持ち悪い」というので、熱を測ると37.5℃。

これはいよいよ来たか・・・と思い、ひとまず「さて、どうするか・・・」と考えていると、明らかにうろたえている女性が一名目の前に現れます。


嫁「パパどうしよう?」

すず太郎「ちょっと待って。仕事どうするかちょっと考えてるから。会社休んで、病院どうするかでしょ・・・。」

※私の会社は同居人が発熱した場合、基本休むルールです


嫁「え?パパ休めるの!!」

※何だか知らんけどご機嫌です。


すず太郎「だからちょっと待って。」


嫁「はい・・・。」


※集中できないので、別の部屋から会社の関係者数名にLINEを送り休みを確定。とりあえず娘の発熱を伝え、状況が分かり次第連絡することに。


部屋に戻り、


すず太郎「今日会社休むから、ひとまず病院に行く準備だね。いつも行ってる病院は何時から?」

※娘は喘息気味で、定期的に割と大きめな病院に通っております。かかりつけの先生がいるので、まずはそこをチェックさせます。


嫁「8時からって診察券には書いてあるね。」


すず太郎「じゃあ少し時間あるね。コンビニで朝ごはん買ってくるけど、何か食べたいものある?」


嫁「食欲無いよ・・・」


すず太郎「はい、じゃあおにぎりね。今行ってくるわ。」


嫁「ねえパパ・・・」


すず太郎「何?」


嫁「旅行、行けるかな?」


すず太郎「今はその話をしているタイミングではないな・・・」


嫁「だよね・・・」



【7/25 5:30~7:00】

ひとまずコンビニで買い出しと洗濯を同時進行で進め、車のガソリンも無かったのでガソリンスタンドに行きます。

帰ってくると嫁が病院に電話をしていたらしく、「通常の受付時間に連絡すれば、先生が受診可能かどうか判断してくれるらしい」とのこと。

受け付けは8時からというので、それまで待機。


※ちょうど1週間前、我が後輩の上杉君の奥さんが頭痛鼻水で病院に行ったとき、発熱外来に200人ぐらい並んでいたというので、何となく状況は理解できます

※この時娘の体温を測ると38.5℃。京都とか熊谷と同じぐらいになってます。



【7/25 8:00~8:30】

再度嫁が病院にTEL。案の定一向につながりません(ですよね~)。

これまた予想通り、我が嫁がうろたえます。


嫁「パパどうしよう・・・」


すず太郎「ひとまずかけ続けて。」


※このとき娘は吐き気はあるものの、私が見た娘の体調不良の中では最悪を10とすると6~7ぐらいだったので、まだ若干余裕があります。

※この間に私は身支度を整えます。


すず太郎「じゃあ一旦病院に向かおう。で、車の中から電話かけ続けて。」


嫁「わかった・・・」


※病院までは車で30分ぐらいかかるので、とりあえず着いたら考えようと思って出発。


【7/25 8:30~9:00】

車の中から嫁は電話を続けます。

結果病院に着く10分ぐらい前につながります。

我が嫁にしては割と上手に娘の症状と我々の希望を伝えたのですが、

・娘が朝から発熱(吐き気もある)

・いつもそちらを受診している

・以前も発熱時、似た症状だったので、点滴等何かしら処置をして欲しい

って感じで電話口の人に伝えると、


①今先生につながらないのでちょっと待って欲しい(保留・・・)

②今先生につながったんだけど、今日は混みすぎてて診察出来ないかもしれない(保留・・・)

③やっぱり確認したら今日は診察出来ないと言われる(終了・・・)


嫁はMAXうろたえます。ただ、ここで1つ間違いがあり、病院の受付の人は「内科」に必死につなごうとしてくれていたのです。我々は「小児科」の受診希望なので、私には一筋の光が見えました。

ただ、結果「診察出来ない」で終わっているので、一旦病院に着いたので嫁に「小児科」の受付に行かせます(その間、私と娘は駐車場で待機)。


※これは私の作戦です。題して、

「うろたえる母、病院は放置しない作戦」

きっと受付でうろたえれば受け付けてくれるだろうと。


※ちなみに待っている間、娘は私にすり寄ってきます。いつもそうなんですが、具合が悪ければ悪いほど私にすり寄ってきます。嫁が頼りないんでしょうね。車で待ってる時も「パパの方がいい」と言ってきます。頼られないチチコ・・・切ないですね・・・。



【7/25 9:30~10:30】

嫁が車に戻ってきました。

嫁「何とか小児科の受付出来た(疲労困憊です)。けど、何時に診察出来るかは分からないって言われて、パパの携帯に電話くれるって。」

※何で自分の携帯じゃなくて私なんだ?と思いましたが、まずは受付出来たので「何とかなるな」と思いました。

ただ、やっぱりすぐには連絡が無く、さらに嫁はうろたえ続けます。

10時頃、嫁が「もう一回受付行ってみる」と言うので、行かせました。

※ちなみにこの時、受付に「娘はどうなるんですか・・・。見てもらえないんですか・・・。」と大女優ばりに悲しみの表情で詰め寄ったらしく、受付総動員で「お母さん大丈夫ですよ!!先生が何かしらの処置をすると言ってくれてますから!!」と励まされたようです。受付の皆様、迷惑掛けてすいません・・・。


その10分後ぐらいに病院から私の携帯に電話が入り、「今から診察出来ますので、お嬢様と来て下さい」と言われ、ようやく診察してもらえることに。

※病院には嫁と娘の2名しか入れないので、私は車に戻ります。まだこの段階では新型コロナウイルス感染の疑いはありますので、ここからが忙しかった・・・。



【7/25 10:30~14:30】

ここからは単独行動。

まだ社会的に私の行動は許されているはずと思い、長期戦を覚悟して買い出しに行きます。

・マツキヨ(熱さまシート、栄養ドリンク、ちょこまみれ)

・カインズホーム(水2リットル×6×6ケース)

・イオン(食料もろもろ)

・クリーニング屋

いったん帰宅し洗濯ものを取り込み、途中途中で嫁とは連絡を取り合っていたので、だいたい14:30には点滴が終わりそうとの情報は入っていたので、時間を合わせて病院へ。



【7/25 14:30~15:30】

病院に戻ると、嫁から「コロナじゃ無かった」との連絡が入り、まずは一安心。

※2日前に近所の子供と遊んでいたようで、その子が一週間前に夏風邪をひいていたらしく、それがうつったのではないかと。


諸々会計や薬を受け取って帰宅。

その車中で嫁が、

「今日ね、とっても(娘が)偉かったんだよ。先生にね、『もしまだ具合悪かったら点滴もう一本打つ?』って言われたときね、『大丈夫です』ってちゃんと答えられたし、先生が『ごはん食べられなかったら1日入院とかも出来るよ』って言われたから、チチコも入院を勧めたんだけど、『大丈夫です。今日はおうちに帰れます。』ってちゃんと言えたんだよ。」と。


ん?

娘は偉いが、ここで私に一つ疑問が。


なぜチチコも入院勧めてる?


今まで喘息気味だった娘は、なぜか発熱や吐き気で入院したことが数回ありました(咳出てないのに)。

ただ、「このぐらいで入院?」ってぐらい私から見て症状軽くても入院になるんです。

要はチチコも共犯だった訳ですね(まあ悪意はないんですが・・・)。


そして全体の中で謎なのがもう1つあり、

この病院、その日発熱外来が休診だったんです・・・。


休診だから、熱の出た人が診察して欲しくて電話を掛け、その対応で病院もてんてこ舞いだったんですって。


そりゃ大変だったと思いますが・・・、


チチコ、はやく言ってよ~。


どうもチチコは発熱外来休診の件を、早い段階で知っていたようです。

知っていたらもう少し作戦も変わったかもしれないし・・・。

まあ病院が逆に安全地帯(発熱の方がほとんどいない状態)だったので、それはそれで良かったのですが。



【7/25 15:30~17:30】

2人を家に送り、私はそのまま市役所へ。

この病院が最近移転して隣の市に移ったもので、今までは診察代も市の負担で免除になっていたのを役所で手続きしないと戻って来なくなってしまい、私が休みのうちに手続きをと思い急いで行きました。

ギリギリ手続き間に合って、ようやく帰宅。



【7/25 18:00】

娘のピーク時は39.5℃まで上がった熱も37℃台まで下がり、ようやく長い一日も終わりかけました。


そんなこんなで、すず太郎のつぶやきに対してスキや温かいコメントを下さった皆様、本当にありがとうございました。

コメント返したかったんですけど、考える力を他に向けないといけなかったので久しぶりに全く何も浮かびませんで・・・。


最後に一言、毎回娘の発熱時に思うことがあるので、それを書いて終えようと思います。


我が家は、一粒で二度おいしくない!!

※娘が体調不良になると、嫁も一緒に体調不良に陥る







おわり








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