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すず太郎“元モデル”肩書き獲得編:第3話「撮影」編
皆さんおはようございます。
前回の記事はこちら
しぶしぶ2度目の原宿です。
この時点で人ごみの邪魔さにウンザリしながら撮影に向かいます。
しかも前回の面接(というか書類説明ですけどね)で
「当日はご自身のお洋服を何着かお持ち下さい♪」
とか笑顔で言いやがるもんだから、荷物がかさばる・・・。
後日社会人になってから改めて思うことになるんですが、「スタイリストさんは本当に好きじゃなきゃできない」と思う経験になったので良しとしましょう・・・。
(スタイリストさんって体力勝負なんですよ。佐川急便とは言わないまでも、近いものはありますよね)
で、今日は撮影です。
私のイメージとして、カメラマンはこんな感じ
正面から
そうです、大御所『篠山紀信』氏です。
(まああくまでもイメージですから)。
当時カメラマンといえば、篠山紀信氏か
加納典明氏の2人しか私の頭にはありませんでした。
まあ2人どっちか選べって言われたら、髪の毛パーマの方が後からネタになりそうかなって思ったので篠山紀信イメージだったんですけどね(加納典明だと初心者の私は恫喝されてお金をむしりとられそうですから)。
まあそんな間違ったイメージを基に、スタジオに向かいます。
で、登場したカメラマンの方がこんな感じ(あくまでもイメージです)
女子!!
いや~、冷静に考えれば女性も全然あり得る話なんですけど、頭が篠山紀信だったもんで、だいぶ意表を突かれました。
しかもこの方小柄だったんですよ(150センチぐらいだったかなぁ)。
なんかカメラが大きくて重そうで、手伝ってあげないとマズいのかな?っていう感じの方でした。
ただ、やっぱり女性だろうが小柄だろうが、プロは違いますね。
動きはテキパキしてましたし、撮影中もリラックスさせるトークなどは絶妙でした。
ということで、私はちょっと質問したいことが2つあったので聞いてみました。
【質問その1】
(前回だいぶヤバい奴以外は全員合格だと思っていたので)
カメラマンさんが撮影した中で、とてつもなくヤバいと思った人はいますか?
→【答え】いません
ですよね~♪
【質問その2】
(質問1の逆パターンです)
今まで撮影した中で、一番有名な方はどなたですか?
→【答え】(私は)テレビや雑誌に出てる方はあまり撮影しないんですよ
ですよね~♪
ということで盛り上がりも無く、恋も芽生えず撮影終了に近づいてきた時に、
「では1つフリーなポーズで撮影しますので、どうぞご自由にお願いします」と。
・・・
・・・・・
・・・・・・・
なんですと!!!
全くそんなの考えてませんけど!!!
と言うことで、苦し紛れにとったポーズがこんな感じ
※あくまでもイメージです
なんか、当時こんな感じのポーズを雑誌ではみんなしてたような気がしたんだよな~。
結果、撮影は無事しました。
写真欲しかったんですけど、もらえなかったんですよ(肖像権が何たらとか言われたっけな?まあ今モデルしてませんし、特に問題ないんですけど)。
あの写真欲しかったな・・・。
ちなみに、皆さんにお伝えしていなかったことが1つあります。
カメラマン「では本日のお会計は¥15,000円になります♪」
なんですと!!
と普通ならなりますが、前回説明の際に撮影の金額は聞いておりました。
まあどこの犬の骨とも分からん若者の写真を無料で撮影する方が怪しいですからね。
そんな訳ですず太郎は
「絶対(モデルとして)¥15,000円回収してやる!!」
と小さな目標を立てるのでした。
つづく
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