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すず太郎が若者の恋愛離れを国の問題として改善方法を考えてみた:すず総理編第3話「恋愛の授業を義務教育化」

すず太郎総理の日本改造:第3話「恋愛の授業を義務教育化」


チワワ秘書:「それではこれより、すず総理の会見を始めます」


すず総理:「え~、今若者の恋愛離れが深刻化していると聞きます。

(恋愛映画やドラマは流行るのにね。みんなキュンキュンキュンキュン言ってるんでしょ?)

これは長期的に見て、日本の少子化に拍車をかける由々しき問題として、私も非常に頭を悩ませておりました。

そこで今回、教育改革の一環として、


「恋愛」の授業を中学校で義務化致します!!!


金曜日の最後の授業で行なうことで、学生が恋愛について最も興味を持ちやすい雰囲気作りを目指します!!」


記者A:「おおお!!!(何となくテンション上がる!!!)

ただ総理、義務教育はで授業の時間数も決まっているので、ただ増やすだけでは問題もあるのではないでしょうか?」

すず総理:「は?保健体育減らせばいいじゃん」

記者A:「なるほど。では具体的にどのような授業内容になるのでしょうか?」


すず総理:「まずは『恋愛』について著名な方を文部科学省アドバイザーとして招聘します。

今、候補として挙がっているのは

・石田純一氏

・川崎麻世氏

・高岡早紀氏

・西川峰子氏


以上でございます。」


記者A:「主旨は分からなくもないのですが、ちょっと年齢層や個性が・・・。西川峰子さんは必要でしょうか?」


すず総理:「おもしろそうじゃないですか!!!」


記者A:「は、すいません・・・。」


すず総理:「ちなみに授業内容はこのようなものを検討しております。

まず、準備するのは

・おもちゃのみかん

・ヒモ

・紙袋


そしてここから作業に入ります。

①おもちゃのみかんをヒモでつなぐ

②紙袋にみかんを入れる


準備ができたら本番です。

③2人1組になって、紙袋を持った方が、いかに自然な形で相手にぶつかって、地面にみかんを撒き散らせるかを練習

④みかんを拾うとき、いかに自然な形で手と手が触れ合えるかを練習


これを繰り返すことで、自然な流れで出会うキッカケが作れる訳です。」


記者A:「(昭和も昭和な展開だし、そもそも昭和でもみかんだけ紙袋に入れて歩いている人見たことないし)」


すず総理:「さらに、「音」の効果も狙って、横断歩道の青信号のときに鳴る音を

「ピヨピヨからキュンキュンに変更します♪」



記者A:「(もはや義務教育関係ないし・・・)」


記者A:「しかし総理、これ中学生が全員授業で覚えたら、街中で『みかんの紙袋持った奴、恋愛したがってる』と思われて、恥ずかしさで誰もやらないのではないでしょうか?」


すず総理:「はっ!!!!(確かに・・・。)」



チワワ秘書:「それではこれで、総理の会見を終わります」


記者A:「ちょっと総理!!! 総理!!!」









チワワ秘書:「きゃ!!!」

記者A:「あ、すいません、大丈夫ですか?すぐ拾います。

チワワ秘書:「大丈夫です。はっ♪」


みかんを拾う2人の手と手が触れ合うのであった。



つづく

サポートなんてとんでもない!!私の記事で少しでも笑ってもらえたら、それが充分サポートです!!