勝利することと育成の両立
おはようございます。
自分が思っている以上に夏場は炭酸水を買い込んでいた事に衝撃を覚えたCreceaveコーチの脩平です。
シュワ!としたいですよね。(アルコールではなく)
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目指す先が変われば取り組むことが変わる
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6月19日(土)にCreceave七条校の保護者会を開きました。
6月に入って2回、体験会を開催した上でCreceaveへの入会を検討してくれているであろう選手の保護者を対象にした説明会(質問会)です。
1週間前くらいから説明会の準備をしていたのですが、会費とか練習の回数とかはすぐに伝えられることなので
この機会に自分がどういうことを考えてバスケの指導をしているのかを伝える時間を設けさせていただきました。
この1〜2年間は自分の指導者としての「あり方(being)」にとことん向き合って悩み続けた期間でした。
どんな指導者になりたいのか?
どんなチームを作りたいのか?
どんな関わり方を選手としたいのか?
今まで何となく「勝ちたい」とか「良い指導者になりたい」とかざっくりとした事しか考えてこなかったので
今の自分のあり方をちゃんと見つめ直さない事には次のステージへと進めないと感じたんです。
正直な話、日本一になりたいとか京都で勝ちたいとかはあくまでも数値的な目標でしかなくて言ってはいるものの目標設定で言うと第2、3くらいかなーと思っています。
勝利だけにこだわると、短期的な視野でしか指導をすることができないし
育成にこだわりすぎるといわゆる「ユルい」指導になってしまって、選手が戦っていくとか自分に厳しくなれません。
バスケットボールは勝負の世界です。
試合の中で、どんな選手も勝利と敗北の両方を経験します。
相手よりも秀でる必要があるし、相手に勝るために様々な手段を講じる必要があります。
勝負の厳しさや駆け引きから目を逸らしていてはバスケットボールの本当の楽しさを味わうことはできません。
バスケは本質的に騙し合いであり、相手の弱いところを突いたり相手が苦しむであろう戦術を行使する真剣勝負の場です。
かと言って勝利だけを追いかけすぎた結果が暴力や暴言(体罰)といった部分に現れてしまいます。
「選手を上手くするコーチ」ではなくて、
「上手くなるように示すことができるコーチ」があるべき姿かと。
今回の緊急事態宣言で、部活動もスクールも京都は全く活動ができない状況でした。
チームとしての練習ができない中で、
「自分が目指すべきバスケットボール選手としての姿」のために自ら行動を起こした選手がどれだけ自分のチームにいただろうか?
とふと疑問に感じた瞬間があります。
実際選手たちがどれくらいトレーニングや練習に励んでいたのかは全く知らないのですが、この数が少なければ僕の指導のあり方を見直していく必要があるのだと思います。
そんな時に、とある小学生と出会いました。
彼らは本当にずーっと練習するんです。
バスケがしたくてたまらない!というのが表情と行動に表れています。
おそらく元々そういう気質の子たちなんだろうと思いますが、彼らの姿を見ていると心が動かされるものがあります。
じゃあ逆に言えば、彼ら以外の選手たちにもそういった「心」を指導者が育てられるようにならなくてはいけないのでは?と感じました。
バスケットボールが上手くなりたいとか
上手くなって試合で勝ちたいとか
もっと高いレベルでチャレンジしたいとか
そういうマインドを育てることができれば、子供たちは自ら行動を起こすようになると思います。
子供たちが行動を起こした先で指導者が
「こうすればもっと良くなるよ」というアイデアを次々に出してあげることができれば、さらに頑張るきっかけになります。
バスケットボールを通して、子供たちが輝く未来を作り出し
その先にある世界で戦えるような人になってもらいたいですね。
僕自身もまだまだこれからです。
子供たちに負けてられない!!笑
ということでこれからも引き続き頑張ります!!
ではまた〜
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