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他の誰かではなくて自分自身がやる

こんばんは。

お世話になります。


ようやくテストが終わり、これから夏季大会に向けてもう一度チームは再スタートを切ります。


再スタートと同時にラストスパートというのが、今年の難しさではありますが


どのチームも条件は同じなので今できることにしっかりとエネルギーを注いで頑張ってやっていくしかありません。


昨日は久々の練習でした。

テストが明けたばかりということで身体が動かないことは百も承知です。


ただ、夏季大会に向けての残りの日数とこれから自分たちが練習に取り組んでいくべき課題に対して、どういった「心」で臨んで欲しいかを伝えてから練習に入りました。


最初はのんびり彼らのペース?で練習がスタートしていって、体の動き具合を見ながら対人の練習も交えてやっていきました。


ところが・・・練習が経過してもなんだか重たい雰囲気で、なかなか自分たちで練習を盛り上げたり、自発的な行動を起こそうという動きが見られませんでした。


途中練習を止めて、いくつか心構えについて話をしました。


・今自分たちができる事に目を向けて取り組んでいかないことには次の道は開けない


・自分たちが成長できる環境は自分たちで作る努力をして欲しい


・自分自身の取り組みの先に結果がある。適当な取組からは適当な結果しか生まれない


・自分やチームをどうすれば良くなるのかもっとたくさん考えて行動していこう



こういった事を伝えて、再び練習を再開したものの改善の兆しが見られませんでした。


昨日僕が求めていたのはプレーの内容どうこうではなくて、


・仲間のナイスプレーに対して声をかける

・次の行動を促す

・お互いを励まし合って、改善を促す


といった誰でもできる簡単な事だけど、疎かにしがちな事を求めました。


正直な話、簡単な事や当たり前の事を当たり前にできない選手やチームが目標を達成したり力が上のチームをやっつけたりすることはできません。


ただ今年のチームはそういったチームへチャレンジするにふさわしいチームだと感じていますし、そういったチャレンジする為にこの1年間厳しい事を言われながらも取り組んできたと思っています。


この基準をブレさせることは自分たちの1年間を否定することになるし、目を背けて言い訳をするようなチームで終わって欲しくはありません。



チャレンジするなんてものは正直「慣れ」なので、やればやるほどどんどんチャレンジすることに対してのハードルが下がります。


バスケットボールで言うと・・・


4Q残り1分

2点差負けている場面で自分がどういった心でボールを持ってOFをするのか


また、DFではどのように仕掛けていくのか


これは戦術やスキルのこともありますが、一番は「心」が大切だと思います。


こういった場面で勝つチームの選手や、チームを勝たせることのできる選手は絶対に負けるイメージを持ちませんし


どうすればこの状況を自分たちにとって良い状況にすることができるだろう?


と真剣に冷静に考えています。


こういった思考の習慣は日々の生活や練習で培われています。


苦しい場面やしんどい時に


「あ〜ダメかも」

「しんどいからやめてしまおう」


と考えるのではなく、自分がチームを救うヒーローとなる事を考えてプレー面でだけでなく言葉や行動の1つ1つが良くなることだけをイメージして欲しいと言うことです。


何も難しい事やできない事をやれと言う意味ではなくて、良くする為に自分ができる行動を積み重ねていくだけです。



そういった意味では昨日の練習は選手にとっても指導者にとっても大切な時間を何となく過ごしていただけなので、練習を途中で切り上げました。



次はもう2度と同じようなミスはして欲しくないし、自分たちのできることにしっかりとエネルギーを注いで取り組めるようにして欲しいと思います。



残り少ない期間をどれだけ濃密な時間を過ごし、夏季大会を迎えることができるのかは自分たち次第です。


頑張りましょう!!!



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