ものを書くリハビリ

noteのアカウントを取って半年以上。
始めは好きな芸人さんの記事を読みたくて(読み逃したくなくて)登録したのですが。

自分で書きたいことができてきたので、ちょこちょこ書いていこうと思います。


まず、私のことを少し。
子供の頃から、お話を作るのが好きでした。
ひとり遊びが苦にならない子供で、人形同士の会話を頭の中で練りながら、ずっと人形遊びをしていたような子でした。
本を読むのも好きでした。
小学校入学の頃に買い与えられた児童文学全集はそれこそ繰り返し読みました。
世界の童話、日本のお伽噺、有名な小説を子供向けに書き直したもの、偉人の伝記まで、いろんなジャンルが網羅されていて、私という人間の情緒の根底にはこの本たちがあるのではないのかな、と思います。

小学四年生の時、「漫画・日本の歴史」に出会ったのも、大きかったです。
なぜあんなに日本の歴史に興味を持ったのかよくわかりませんが、きっと漫画自体が面白かったのもあるのでしょう。
学級文庫として教室に置いてあって、いつでも読めたので、これまた繰り返し読み耽りました。

同じ頃に、友達の間で百人一首が流行って、平安時代が好きになります。
(これまた、漫画で読む百人一首、という本がきっかけだったと思います。)

大河ドラマ「独眼竜政宗」にハマったりして、
歴史小説を読むようになって、戦国時代も好きになりました。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信…。有名どころは網羅してたかな。
「おんな風林火山」という漫画原作のドラマを観たことで、戦国時代のお姫様に傾倒していきます。

このころは、まだ頭の中でいろんなことを空想していただけでした。

小学六年生でドラクエ3に出会います。
弟が買ってもらったファミコンソフトを私も遊ばせてもらったのですが、ミスをするとすぐゲームオーバーになるゲームではないRPGは、私には合っていたみたいで、すぐ夢中になりました。
プレイヤーにいろいろ想像をさせる余白がたくさんあったのもよかったんじゃないかと思っています。
ドラクエが流行するのと平行して、ジュニア小説やファンタジー小説、今のラノベが流行りだしたと思うのですが、それも私の人格形成に影響を与えたと思います。

小説なるものを書き始めたのは、このころでした。
その当時流行っていたジュニア小説の焼き直しみたいな話を、交換日記の中で書き散らかしたのが最初だったかな。
交換日記がなくなっても、お話を書くノートを用意して授業中にちょこちょこ書いていました。
完結することはなかったですけどね。
今でもそうですけど、とあるワンシーンを切り取ったような空想が多いので、物語としては完結しないのです。

中学、高校、大学時代は、小説や漫画を読み漁り、ゲームをやり、部活もやるといった生活でした。
オタクといえばオタクだけど、どちらかと言えばライトなほうなのかな。
でも、あまり当時の流行とかおしゃれとかには興味がないままでした。

転機になったのはインターネットの普及でしょうか。
ちょうど結婚して、出産して、家の中で気分転換できるものを求めていたころ。
ネット上で読める小説を探していて、大好きだったドラクエの二次創作小説に出会うのです。
同人活動も知らなかった私には目からウロコの世界。
楽しくていろんなものを読み漁り、ジャンルもいろいろ広がっていきます。
乙女ゲーの存在を知り、初めて買ったのが「遙かなる時空の中で」。
本屋で表紙買いした漫画が、ゲームが原作と知りプレイしたのがきっかけだったと思います。
ここで、自分も書きたい、と思ったのが、同人活動の始まりです。

自分のサイトを作って、作品をアップして…。
感想をいただいて、嬉しくてまた書いて。
そうしているうちに本を作りたくなって、イベントに出るようになりました。
ジャンルはいくつか転々としましたが、楽しかったなぁ。

生活スタイルの変化とジャンルの衰退のタイミングでサイトと同人活動を休止し、もうかなり経ちました。
でも、自分の中では辞めたつもりはなくて。
いつか機会があれば戻りたい、と思っていました。
ただ、休んでいる間にいろいろ変わりすぎて、どうやって戻っていいのかわからない、というのも正直ななところです。

なので。
このnoteをリハビリの場にすることにしました。
Twitterのアカウントは同人活動をしていた時からのものですが、長々と文章を書くのには向かないので、しっかり書きたいものをあれこれ書く場にしたいと思っています。

好きなもののこと。
日々、思っていること。
自分の中で整理をつけたいと思っている経験。

更新はあまり早くはないと思いますが、細く長く続けていけたらいいと思います。

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