異例の展開、阪神タイガースファンミーティング。
プロ野球にそれほど興味はないのですが、アンチ巨人なので、阪神タイガースが気になる自分です。
さて、毎年恒例の阪神タイガースファンミーティング。「阪神電車の色が巨人の色なのがけしからん」「甲子園球場の焼鳥のタレが濃すぎる」などを、わざわざ経営陣に直接言える貴重な機会です。
阪神タイガースが不調だと荒れると、ファンミーティングも盛り上がるようです。愛されています、阪神タイガース。
そして、好調だと穏やかなようです。
さて、今年は。
これまで熱狂的な虎党株主がチームを憂いて手厳しい質問を飛ばすのが〝恒例行事〟。しかし、矢野燿大監督(52)率いる3年目の今季は宿敵・巨人に7ゲーム差を付けての首位快走中とあってタイガース関連の質問は一切なし。この日は14人の株主が質問に立ったが、コロナ関連が主でそのまま終わったのだ。
総会で阪神タイガース関連の質問がないのは超異例。主催関係者も「あまり記憶がないです…」と目を白黒させたほどだった。
〝コロナ以前〟も振り返ると、金本知憲前監督が解任されたシーズンの2018年総会では質問した株主17人中、7人が「いつになったら優勝できるんだ」「外国人選手がずっとダメやないか」など阪神球団や電鉄本社への不満が爆発。
一方で野球に興味のない株主から「いい加減、阪神の質問はやめてもらいたい!」と前代未聞の〝内輪もめ〟に発展するなど大荒れとなったことも…。
今年はファンミーティングではなかったようです。
本書のテーマはズバリ、「なぜ阪神タイガースは、(それほど強くないのに)これほど愛されているのか?」である。
このような本まで出版されている阪神タイガース。
阪神タイガースが万年Bクラス(6チーム中、4~6位)だったころには「ダメ虎」「高校野球のPL学園と入れ替え戦をやれ」と言われ、開幕直後だけ調子がいいのは毎年恒例の「春の珍事」と言われた、そんな阪神タイガースですが、今シーズンの絶好調、いつまで続くのでしょうか。
あまり期待したらきっと止まってしまいます、だって、阪神タイガースですから。
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