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献血好きなので気になる、COVID-19のワクチン接種後の献血の基準が公表されました。

COVID-19ワクチン接種後は当分の間、献血お断りの件

昨日の記事の件、COVID-19のワクチンを接種するとその後は献血お断りとなっていた件です。

COVID-19のワクチン接種後は、「基準が示されるまでの間、献血はご遠慮いただく」「広く一般の方へ接種が開始されるまでに基準が決定する予定」になっています。

48時間経てばお断りされなくなります

4月28日付で日本赤十字社からお知らせが出ました。

mRNAワクチンを含むRNAワクチン接種後、48時間は献血不可
※現在、国内で承認されているmRNAワクチンは、ファイザー社製のものです。

1回目、2回目の接種ともに、上記期間を経過すれば献血にご協力いただけます。

また、新型コロナウイルスのRNAワクチン以外のワクチン接種後の受入基準については、国において継続して検討されていることから、基準が示されるまでの間、献血はご遠慮いただくこととしております。 基準が決定しましたら、あらためてホームページ等でお知らせいたしますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。

ファイザー社製のmRNAワクチンの接種後、48時間が経過すれば、ワクチンを摂取したことを理由に献血を断られることはないようです。(副反応とかで体調がよくないという場合には、それを理由に断られるはずなので体調がよいことが献血できる前提になると思います。)

「48時間」という基準ができたことで、献血マニアの方も、普通に献血好きな方も、安心してワクチン接種を受けられそうです。

5月14日から適用開始ということですので、5月13日までは献血お断りということは変わらないと思います。献血マニアの方や普通に献血好きな方で、ワクチン接種を受けられた方は、5月14日まではがまんしてくださいということです。

厚生労働省の審議会ではこのような検討がされたそうです

ご興味のある方はこちらをお読みになると勉強になります。24時間という案と48時間という案があったようです。

① 浜口班における見解(4月7日、19 日)
現在、本邦で接種が行われているコロナウイルス修飾ウリジン RNA ワクチン(mRNA ワクチン)については、血液製剤の安全性の観点からは、不活化ワクチンと同様に整理することが可能と考えられる。浜口班においては、献血者の安全確保の観点から、以下の点を考慮すると、接種後 1 週間以内、少なくとも接種後の発熱等が多く認められている接種後 48 時間は、採血を見合わせることが適切であるとの意見が多かった。
ワクチンの投与開始初期の重点的調査(コホート調査)において、2回目接種後の 37.5℃以上の発熱(4割)、頭痛(5割)、全身倦怠感(7割)を認めたとの中間報告がなされていること。
mRNA ワクチンの接種後の発熱等の多くは、接種後2日までに認められており、接種後1日以降に発現する症例も認められること。
mRNA ワクチンは、本邦において承認されているいずれのワクチンとも異なる新しい種類のワクチンであること。
一方で、採血制限の期間は、血液製剤の安全性に着目して考えるべきであり、令和2年8月 27 日付薬生発 0827 第7号に基づく従来からの考え方を踏まえ、他の不活化ワクチンと同様に接種後 24 時間とすべきとの意見もあった。

自分はワクチン接種にはまだまだご縁がなさそうなので、近々ありがたく献血をして、その次は自分の身の回りでスケジュールがいろいろと発生しそうな7月の直前にその次をしようかと思っています。

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