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初めてのMRI検査でビビり散らかしました

だって看護師さんも技師さんも口を揃えて
「(MRI検査)無理な人はほんと無理なんで、我慢しないでくださいね」とのたまうんですもの。
(アラフォーが「だって」「もん」言うな)

いいんです。
未体験の事柄に如何程のものかビビり散らかすのは、生存本能が活きてる証拠。

この何の知識の助けにもならない記事が、私と同じくMRIの無理目な噂にどきどきしている方のお役に立てると幸いです。

所要時間は私(乳がん検査)の場合
40分程機械に挿入されてました。
時間のかかる検査だからでしょう。検査に向かう道中、受付さんも看護師さんも、『MRIの検査時間は絶対』という共通認識で私の検査スケジュールを見てらした。

時が来てエリアに立ち入ると、他の検査でもそうだったように技師さんがテキパキと対応してくれます。
「これに着替えて」
「ここに待機して」
「消毒液のアレルギーはない?」等など

検査着に着替えて待機していると、技師さんの一人が注射キットをカラカラ引いて近づいてきて、造影剤注入用の管を入れてくれます。

腫瘍マーカー含め度々注射ありましたが、その度に「自分の血が抜かれていくのとか、管繋がったままなのが割と平気なのは、献血に通ってて見慣れてるのもあるんだろう」とぼんやり眺めてました。
これもまた、無理な人はほんと無理でしょうし
血管細い人は苦労されることでしょう。

さて、いよいよ検査室へ。
映像で見たことある機械が現れました。既にゴゥンゴゥン聞こえてます。
「これが噂に聞く騒音か?
不快指数が上がる程ではないけど…機械の中に入るとこれがかなり煩いとか?」と想像しましたが全く違いました。

技師さんの言われるがまま体勢を取ります。
そして追い打ちの一言。
「右手にボタンを持ってください。検査中、無理だと思ったら我慢せず押してくださいね」
『そんなに??!』このときが一番不安でした。
現場の安全装置が危険度を裏打ちしている。
遮音用のヘッドホン装着も同じく。

いよいよ足元から機械に挿入されていきます。とはいってもうつ伏せの姿勢でしたので中の様子は目視できず。

そして『無理な人は無理』な理由が解りました。
わざわざそこで鳴らんでも位の耳元で、『長時間聞いていたいとは思えない類』の様々な音が鳴り出します。
船の汽笛みたいだったり
車の防犯ブザーに似てたり
工事現場のドリル音に近かったり。
幸い、いずれも長時間ではありません。作動する撮影機械の種類で音の鳴り方が異なるらしく、「騒がしいなぁ」と思いながらぼんやりしてるといつの間にか聞こえなくなっていて、また別の音が鳴り出す具合です。

音が止んだことに気づかなかったのは、うとうとしてたから。
逆に全く平気な方にアドバイスですが、
検査中も「大丈夫ですか」「造影剤入れますね」と技師さんが声掛けしてくれます。
多分これ受け答えできないと何かあったと判断されて慌てさせちゃいますので、完全に寝落ちずにうとうとする程度にしてあげてください。

結論、割と平気な人もいる。
マンモグラフィ検査が痛いからMRI検査するなんて言う方もいるくらいです。
ほんと人による。
でも無理な人は我慢しちゃだめ。です。


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