母の職人級の作品
母は今年80歳を迎えた。
カギバリの編み物が得意で、体の大きいお客様に頼まれて、カーディガンやベストをよく編んでいた。
いまだに着て頂いている。
ベービー用の服
帽子
ヘアバンド
帯締め
膝掛け
とにかく我流で手早く編むのが得意。
着物を仕立てた端切れで伊達えりにビーズを編み込んだものをつい最近までつくっていた。
とにかく手先が器用。
お客様で欲しいという人には販売したりして。
しかし、今年になってから根気がなくなり、首が痛いため出来なくなってしまった。
いわゆる加齢による首のヘルニアだ。
そんな事もあり、欲しいと言われるがお断りしている。
糸も布も山ほどあるのに。
私も教えてもらってやってみたが母のような物は到底出来ず。
やっぱり歴が違うのよねー🙄
力加減が絶妙で、私がやると、縮むは、ビーズがそろわないわ。
昔のブリキのガンガンに糸がてんこ盛りにはいっている。
手芸屋さんを見るたびに、買うと高いねと、処分出来ず。またしまい込む有様。
いくら欲しいと言われても、手放せない貴重な品になってしまった。