俳句は習うものか、自ら学ぶものか

 芭蕉の有名な言葉に、「俳諧は教へてならざる処あり。能く通ずるにあり」(『三冊子』)がある。
 入門時から学習者は、自分で解決策を模索し、指導者もそれを見守りつつ待っている忍耐力を持つべきではないだろうか。

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