現代俳句の問題点

 かれこれ六つの超結社句会(通信句会を含む。実費のみ)を運営して、はや10年近くになる。

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 毎月、約130名分(大勢が結社の所属者)、600句近くみて思うことは、以下の問題が顕著であること(所属結社・所属句会の外部から、問題点の指摘を受けなければ、存外気づかないのかもしれない)。

 これらの諸問題の原因を深く掘り下げれば、きっと一冊の本が書けるだろう(残念だが、私にはその時間がない)。

 結社・句会の小規模化・蛸壺化、他誌・他結社への無関心、作者や選者の勉強不足、俳句のお稽古事化などが、関係しているように思うのであるが・・・

句材・表現の類型化
俳句の散文化
季語の軽視と酷使
切れ字の軽視と酷使
表現技巧の軽視と酷使
写生の瑣末化・類型化
只事俳句の氾濫
主観句の氾濫

サポートは、句会の勉強会で使っている本代などにあてたいです。 (二つの対面式句会と三つの通信句会を運営中)