行間を読む

本のジャンルの中でも、私はエッセイ的な文章が好きだ。
すぐ改行して、行間を空けたりする。

文章そのもの、それ自体が好きみたいなところがある。
書道に心がこもる的な、そういうニュアンスで。

愛国心的なものはサブカルと日本語に偏っているかもしれない。

言葉に現れる心が好き、みたいな感じ。人の心が表れる、詩も好きだ。けっこうポエマーだと思う。
なので、説明文が多いものよりも戯曲のようにセリフばかりの方が好きなところもある。読むと情景が広がってくる。

聞くのは得意だけど、話すのは苦手だ。
自分が話すのは即興性を求められて、頭の中がぐちゃぐちゃになってすぐにうまく伝えられない。じっくり書かせてもらった方が伝えやすい。
電話をする前にもいかに簡潔に伝えるかを整理してからでないと電話できない。電話をとるのは苦ではない。

作るのは苦手だ。
学校で好きなものを作りましょう、と言われて
みんながみんなと作風をあわせて作っているのに
みんなとあわせてつくるものが苦行で仕方なかった。
きっと、妥協して何かをすることができないんだと思う。
「嫌だ」と思ったらもう「嫌」になってしまう。
そこはきっと、いいところでもあるんだとも思う。
作ることは苦手、というより、好きだけど認められないから嫌、だったのかもしれない。

自己理解を知ってから、
深堀してもいいんだよ、と言われた気がして、
色々深堀りして考えるようになった。
これは楽しい。ゆっくりじっくり時間をかけて深堀りしたい。

倍速の世界も、速読の世界もいいけれど、0.5倍速で、2~3度読み直したい。
私は言葉の裏まで知りたい。






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