【イベント報告】水戸黄門提灯行列
4年ぶりの提灯行列
4年ぶりに通常開催された「水戸黄門まつり」。
水戸の街中を山車や神輿が賑やかに華々しく祭りを盛り上げておりました。
初日の8/5には2019年以来一般参加を含めた「水戸黄門提灯行列」が実施され、夜の街を様々な提灯で照らし幻想的な雰囲気を演出しました。
水府提灯の「伝統」と「革新」
提灯行列の提灯は当社含めて3社ある水戸の提灯屋が製造している水府提灯です。水府提灯の定義は「水戸(水戸藩)で作られている提灯」。
各社それぞれ特色はあるものの、その定義の中で提灯づくりに励んでおります。
今年から提灯行列は「伝統」「革新」の2つのグループに分けられ
各グループごとに持つ提灯や見せ方も変わりました。
いわゆる従来のお祭りで使用されている弓張提灯、高張提灯、竿頭提灯は
「伝統」グループ、今回初めて導入されたペンライト用提灯は「革新」グループとなります。
当社も各グループの提灯の製造に携わらせていただきました。
伝統グループ
革新グループ
最後は南町3丁目交差点で各種提灯と山車が集まり、
水戸出身の鈴華ゆう子さん(和楽器バンド/華風月/水戸大使)が歌う「いざ水戸黄門まつり!」が流れグランドフィナーレを迎えました。
その時の様子のツイートを鈴華さんが引用リツイートしてくださりましたので是非ご覧ください。
多くの提灯が水戸の街を練り歩く様子は圧巻でした。
コロナ禍になり、提灯のある風景が無くなってから4年、
改めて街を明るくする提灯の存在は重要だと実感させられました。
今後も人や街を照らしていけるような提灯づくりに努めていきたいと
思います。
撮影:根本貴彬