高橋弘希『日曜日の人々』を読んだ。わたしは、読んでいて胸が苦しくなる小説はいい小説だと思っている。この本は、痛くて苦しくなる小説だった。登場人物たちの苦しみにいちいち共感してしまってつらかった。でもとても良い本だった。しんどい内容なので、元気なときに読んだ方がいい。