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名前は大事よ!

今日も断捨離したぞ~といっても、紙を数枚捨てただけなんですけどね(笑)ぎっくり腰になる寸前みたいな状態の昨日、今日なので、断捨離している場合でもなかったり、そうでもなかったり…。

実はまだ名前のことを、グダグダ悩んでいるんです。今回はその辺のことを書きたいと思います。




私は「sue(スエ)」です

高校生の時から、私のあだ名はsueなんです。これは旧姓から由来しています。中学までは名前で呼ばれていて、なんかつまらないな~と思っていたら、高校ではよくわからないうちにあだ名がついて…、凄く嬉しかったんです。

そんな経緯もあったから、いまだにそのあだ名を実生活でも使っているし、SNS歴は20年くらいになりますが、そちらにもずっと使っています。かれこれ40年近く、そう名乗り、そう呼ばれていることになります。


そこに登場した「スズメ」

10年弱前に本の活動をはじめるにあたり、活動名称が必要になって、連雀という町内で活動するから~ということで、連雀文庫だと堅苦しいし、行政がやってるのと間違われそうなので「雀文庫」という名前にしました。

その頃は、雀文庫の活動を広める=名前を知ってもらう…という気持ちが大きかったし、私のは名字も名前もかなりよくある名前だったので、躍起になって「雀文庫」という名称を使いまくっていました。

で、1年が経ち2年が経ち~気づくと私は「スズメさん」になっていたんです。さらに「スズメベース」という場所をはじめたので、もう完全に「スズメさん」です。


私はsue?スズメ??

スズメベースに全力投球だった時は、スズメベース以外のことはやれなくなった時期もあったくらいだったから、スズメさんと言われても、もう当然!って感じでした。

だけどスズメベースをみんなのものとした時、私=スズメベース…じゃなくなるし、その印象を消したいと思ったので、名前に困ったんです。

実際のところは、個人的な友人や知り合い、推し活の友だちからは「sue」と呼ばれつづけていて、三鷹の地域活動系や一部の商店の人からは「スズメさん」と呼ばれていたので、実生活ではわりとはっきりしていたんです。問題なのはSNSなどのネット上のことでした。ネット上では入り交じっているんですよね…。


場合によって違うよね(1)

昨年8月にJUJUさんのコンサートがあって、チケットを購入して楽しみにしていましたが、何日か前にコロナに罹ってしまったんです。

最初はもったいないけど捨てるか~と思ったけど、もうチケットは完売していたし、誰か行きたい人がいるかもしれないと思って、Xで呼び掛けてみることにしました。その時はもうコンサートの前日で時間がなかったし、ある程度フォロワーがいるアカウントの方が拡散できると思ったので、私は雀文庫のアカウントを使って投稿しました。

そしたらチケット2枚の譲り先が、すぐに決まったんです。それも、1枚ずつ違う人に譲ることになりました。お金の支払いも間違いなかったけれど、公演後にしっかりとお礼のDMが送られてきて、本当に気持ちいい譲渡でした。(手数料なしの定価で譲渡しました)

ちょうどその頃、X上ではチケット詐欺が横行していたので、譲って欲しいという人は現れないんじゃないか?と、ちょっと思っていたんです。おそらくなんですけど、その時に雀文庫のアカウントを使ったのがよかったのかもしれないな~と、後になって思いました。

雀文庫のアカウントは、所在も連絡先もあきらかにしていたし、会員もいるような活動をしていると、見てすぐわかる状態だったからです。


場合によって違うよね(2)

一方、逆に怪しまれる場合もあります。個展を見に行ったり、本のイベントみたいなものに行った時「雀文庫の○○です」というと、仕事として来たのか?と思われたり、不審な目で見られることがありました。「スズメ通信」や「スズメRadio」もそうです。

今…というかずっと、私は営利活動はほぼしていないので、名称は商売的な肩書きではなくて、単純に名称でしかありません。個展に行くのもイベントに行くのも、仕事じゃなくて単なる趣味です。だったらみすみす胡散臭い名称や、勘違いされそうなものにしない方がいいんじゃない?と…。

その割には、勘違いされそうなものばかり、名乗ってきたんですけどね(笑)


結局どうする?!

で、私は悩む訳です。少なくとも「スズメ」も、かれこれ9年くらい名乗ってしまっているので、消し去るのも寂しい。かといって「sue」は歴史がもっと長いし…。

実際にはスズメベースという場所は、オーナーとして続けているし、雀文庫も今でもかなり細々とだけど続けているので、どれも私の肩書きにはなります。

だけど特にSNSの名前としては、どちらも私個人の考えを書くことは気がひけます。団体名ですから。

さて、私はどうするんだろう?今日のところはまだ何も決まってないです。

音声のみのYouTubeや、ポッドキャストみたいなものをはじめてしまえば、「スズメRadioのsue」と名乗ってもおかしくはないかもしれないし、何か新聞のようなものを紙でも、ネット上でも作ってしまえば、「スズメ通信」と名乗ってもおかしくないかもしれないですね。

順番がまるで逆だけど(笑)


最後に…。

定年退職を迎えた人で、特に仕事人間だった人は、退職することで名刺や肩書きがなくなることに、かなり落胆することがあると聞きました。その気持ちよくわかります。

私の場合、十数年に及ぶPTA活動が終わった時に、その状態を体感しました。たかだか十数年の私であの落胆だったことを考えると、勤続数十年の人の落胆はかなりのものでしょう。

特に実名がありきたりだと、本当に肩書きの必要性を感じます。夫婦別姓の時が来たら、今からでも旧姓に戻したいと思っているくらい、今の名字が好きじゃないです。道で名字を呼ばれても、振り向かないくらいです(笑)

そんな私には肩書きやペンネーム、ハンドルネームや芸名みたいなものは、凄く大事です。それなのにこのところ、名前をコロコロ変えているので、自分でもイラっとします。早く落ち着きたい。

もう少し悩みます。

cafeでは「スーさん」と呼ばれますw


そういや一時期、お店の順番待ちで名前を書く時、推しの名前を書いてたなぁ(笑)

東京三鷹生まれの三鷹育ち。自分の居場所を求めて富良野、京都、東京多摩地区を転々としたのち三鷹に戻り、以降ずっと三鷹に在住。2016年2月、本好きと、長く続いた居場所探しの経験を活かし、地元でゆるい感覚のまちライブラリーをスタート。ひっそり人好き。地域クリエイター。