プア中流

最近、プア中流という言葉を知った。
我が家はプア中流に近しいかもしれない。自分のことを低収入!貧困世帯!と言いながらそう思い込んでいるが、実際は私と夫合わせて毎月手取り30万程の収入はある。
低収入貧困世帯とは、おそらく手取り10〜15万で家族3、4人暮らしをしているような、そんな家庭のことを指しているのだろう。

我が家のような、贅沢できなくて自分を貧困だと思いみじめに感じるけど、毎月30万程の手取りはある家庭がプア中流なのではないだろうか。

(実際のプア中流と呼ばれている人たちが、実は手取り50万でタワマンに住んでいたり広い一軒家に住んでいたり贅沢していてローンが苦しくて…とかいう人達を指すのであれば、我が家はプア中流ではなくただの貧困である。プア中流の定義がわからないので実際のところどうなのかは謎だ。)

我が家は貧困世帯では無さそうだし、でも決して余裕があるわけでもない。
そんな我が家にぴったりの言葉、プア中流。

ワーキングプアという言葉も我が家みたいだなぁと思った。
私は今は育休中なので働いていないが、夫は朝7時には家を出て夜21時半に帰ってくる生活をしている。
こんなに働いているのに手取りは20万前後。
私が育休明けに復職したら少ない手取りが時短でさらに少なくなり、保育料も必要なため私はまさしく働き損になる。

プア中流。ワーキングプア。
このままの世の中ならば、中間層の貧困はこれからもさらに増え続けるのだろう。
じわじわと貧困になっていき、私の娘が大人になる頃には食べるものにも困るくらいになっているかもしれない。

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