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今日の1枚(2024/1/5)

やっぱり世界は美しいモノにあふれている。

今日の1枚は、窓から差し込む朝陽。

なにがあっても、日はまた昇る。

何ごともなかったかのように、明るい光を降り注いでくる太陽と冬の北陸には珍しいくらいの青空。

連日、テレビやネットでは、地震と飛行機事故のニュースばかり。

新聞にも被害の写真が、何ページにもわたって掲載されている。

救助の手が入ってはいるけれど、とても追いついていない。

道路は寸断され、水や物資が十分に行き渡らない。

燃料も切れそうで、寒さと空腹に耐えながら避難している人たちに、疲労と心労が溜まっている。

親戚・友人・知人のために能登へ向かう人もいれば、渋滞に拍車がかかるから、今は来ないでほしいという声もある。

「能登は優しや、土までも」

子どもの頃から、何百回と聞いたフレーズ。

その優しく美しい能登が、こんなに傷ついているというのに、私は脳天気に「美しいモノを写真に収めてシェアする」なんてことを続けてもいいのか・・・と思わないでもない。

でも私が自粛したところで、被災地の役に立たないことも分かっている。

今、非力な私にできることは募金くらい。

他になにもできないのであれば、せめて一粒の光でも世に放っていこう。

私たちの星は美しく、そこに住む人たちの心も熱くて美しいから。

カーテンを開けたら飛び込んできた光の帯



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